【タイトル】 前進する日もしない日も

【著者】  益田ミリ

【出版社】 幻冬舎

【発売日】 2011/2/9

【読了日】 2022/3

 

【読んだきっかけ】

益田ミリさんの本を十数年ぶりに読み直すという、個人的お祭りで読んだもの。

 

【感想】

初めて読んだときも、今回読んでみても、やはり一番好きで心にささったのは「そろそろ自分を信用してみよう」。

益田ミリさんの歯痛の経験談が語られているものだが、その道のプロでも誤ることはある、自分の直感のほうが正しいこともある、40年生きてきて自然に持った「直感」をもっと信じよう、自分が信用できないと思った人間からは、遠慮せず逃げていい、ということ。

記憶違いでなければ、すーちゃんシリーズか他の作品の中でも、主人公がお母さんから、数十年生きていた自分の直感は信じてよい、という語りかけがあったと思う。

自分自身、これはずっと心にあって、生き方や仕事で何日考えても結論が出ないことがあれば、これだけ慎重に考えても結論がでないということは、自分の直感もしくは気持ちで動いてOKだ、と、後悔なく前だけを見ながら自分にGOサインが出せるようになったと思う。