【タイトル】 やりたいことはよくわかりませんが、私の適職教えてください!

【著者】  田中勇一著 小林義崇著

【出版社】 徳間書店

【発売日】 2021/5/28

【読了日】 2022/3

 

【読んだきっかけ】

サラリーマン生活を長く過ごしてきて、自分では自分の適職はわかっていると思っている。

今の仕事が適職かと言われたら、気持ちよくYesとは言えないが。

でも今の仕事の中で、自分の適した役割はわかっていると思っている。

この本は、図書館でたまたま目にしたものであるが、比較的最近の出版であるし、一度は答え合わせで読んでおこうと思って借りてみた。


【感想】

心に残ったこと。

キャリアや仕事は探すものではなくつくり出すものととらえることで、人生豊かに考えられる。

自分のミッションワークを考える。

本当にやりたい仕事、その会社で得られる資産 を軸に会社を選ぶ。

 

自分の適職や得意なことはこのあたりかな、というのは漠然とわかっていたつもりだが、客観視して整理できたのが面白かった。

以下、今の自分の仕事を思い浮かべながら考えたこと。自分用の備忘でメモしておく。(短所には目をつぶりつつ)

○人より上手くできることは(人から頼られること、人よりも自然にこなせることは)?

・漠然とした相談を受けられる

・丸っと投げられた仕事をキャッチできる

・タスク整理、タスクの優先度が付けられる

・事実に基づいたり根拠を持って硬い仕事をする

・組織の間に落ちているタスクに気付ける、拾える

・行間や空気が読めて、関係者がみんな満足する方向に動こうとする

・目標に向かって、いつ誰がどのあたりを気にするからこう動こう、など、先を見ながら回りを見ながら計画が立てられる

○最近わくわくすること(したこと)は?

・フリマサイトで売ったものが、見えない相手にとても喜ばれた

・書店の新刊コーナーで好きな作家の本を見つけた

・地元を散歩していて新規オープンの店や、変わったものや面白いものに出会ったとき

○お金や時間の制限がなかったら何を実現したいか?

・国内外あちこち旅行・滞在、知らないまち巡り

・全国カフェ巡り

・お遍路 四国八十八箇所

・バンドで演奏、ピアノやギターの上達

・中医学、漢方、養生、食生活を学ぶ

・洋裁を学ぶ、洋裁部屋をつくる

(・いくらでも思いつく・・・)

○積み上げ型の強みは?

・いろんなプロジェクトに途中から入ってもいろいろマルチにさばける

・現場の采配、課題認識ができる

○本来備わっている強み(100人いても一番になれる強み)

・整理整頓

・気がまわる・まわりすぎる、みんなが気づいていないことに気づく

・マルチタスクが平気

○今の会社にある見えない資産(持っていける資産、持っていけない資産がある)

・そこそこの、プロマネやITスキルは持っていけるものなのかな

・持っていけないものは、そこそこの職場環境、よい仲間や信頼関係などあるが、大事な少数の人たちとプライベートで友好関係があればうれしいくらい(持っていけなくてもまあいっかと思える)