大変な闘病だった。
特に最後の入院。腹水が溜まり、座ることもしんどくなってきて急きょ決めた入院。
でも、入院当初はホッとしたせいか笑顔もあり会話も出来た。
そのうちに、だんだん腹水の溜まるのも早くなってきて
食べることも大変になってきた。
緊急で病院に呼ばれ駆けつけた日から私は泊まり込み。モルヒネを使い始め会話も少なくなってきた…
でも、いま思い出すと悲しみだけでない、笑顔にさえなれる…
私は幸せだった。ずっーとパパのそばで過ごせた。時々意識が飛んでしまうパパとトンチンカンな会話を楽しみながら過ごせた。パパの手足をさすり、髪をなで、パパに寄り添えた。
こんなに深く幸せを感じられたのは初めてだったかもしれない。
何故か、パパが亡くなるなんて考えず、ただパパのそばで過ごせた。
思えばパパの病気がわかってから、いつも、いつもパパと一緒に過ごせた。通院にももちろんついて行ったし、抗ガン剤の点滴の時は横に座って何時間も一緒にいれた。ふたりで持参したお弁当を食べるのが嬉しかった。
家にいてもパパのベッドの横が私の指定席だった。一緒に大河ドラマみたり、サッカー観戦したり…
まだ、車に乗れたときは買い物にも行けた。
お散歩も行った。
温泉にも行ったよね…
雪掻きだって力を合わせて頑張った!
なんて幸せな日々だったんだろう
何だか一生分の幸せが凝縮されたような、そんな日々だった。
パパは最後にこんな幸せな日々を残してくれた。
感謝。
ね、パパ!パパも幸せなだったかな。
どこかで頷いていてほしい…