この際、あと2試合を残してはいますが今シーズン振り返ろうかなと思います。
シーズン前の想い
正直僕はここまで躍進するとは思いませんでした。
今シーズン大型補強成功したにせよ、最近ずっと残留争いばかり、向上心が見えないクラブ。残留争いさえしなければ僕は何でも良かったです。
正直全く楽しくなかった昨シーズン。無冠、ダービー被ダブル、7連敗、応援ボイコット、浦和に4戦全敗、天皇杯被ジャイキリ。ぱっと思い出すだけでこんなにも思い出す。だからこそ今年は今ある順位なんて到底想像できませんでした。
青黒復活の狼煙
いざ今シーズン始まってみるとPSMではあるが、広島に勝利。この時点で、お?今年は違うか?と感じました。
1節目は昇格チーム町田ゼルビアとの試合で、引き分けたけど宇佐美のフリーキックでのゴール。あれは忘れないだろう。最初は調子がすごいよかった。宇佐美貴史の復活を感じた3月。
でも札幌マリノスでつまづき、いつものガンバなら引きずると思った。そして正念場のホーム鳥栖戦。1-1で迎えた後半AT。決めたのはNo.5の伝承者の三浦弦太。このチームはすごい。とても勝負強くなったな。そう感じた序盤戦。
試練
残酷なことにそう上手くいかないのがサッカー。最初の悲劇が訪れる。そう三浦弦太の"長期離脱"。04/28のH鹿島アントラーズでの試合。試合終了間際に着地の衝撃で前十字靭帯損傷。倒れた瞬間、僕も同じ怪我をしたことがあるので、「あ、やってしまったな。今年はもう出れないな。」とすぐ感じました。
正直もう今年は優勝厳しいなと思いました。2人のパフォーマンスが圧倒的だったから尚更。
だがその考えを覆したのが福岡将太という漢でした。
真の大阪。そして青黒の快進撃
5/6。弦太なしで迎えた大阪ダービー。
"弦太のために"を胸に宿し全員が挑みました。
ここまでのリーグ戦での大阪ダービー5連敗中。死んでも勝たないといけない状況でした。
試合前のビシッとした空気。相手を煽るのではなく、自分らの選手鼓舞優先。舞台は整った。あとは勝つだけ。
やはり試合を決めたのは青の煌めきの宇佐美貴史。
試合後勝って涙が流れました。それぐらい大事な試合でした。
そこからガンバは怒涛の快進撃を続けました。大阪ダービー後から5勝1分けの好成績。
そして迎えた神戸鹿島町田の天王山三連戦。去年悔しい思いをした神戸を2-1で降し、苦手A鹿島で引き分け、そしてラスボスの町田ゼルビア。前半ウェルトンのゴールで先制し、主導権握るも前半半田の退場が響き結果1-3の敗北。ただ僕たちサポーター選手がロッカールーム戻るまでしっかり後押ししました。僕はこのチームを更に誇りに思える試合でした。
真夏の失速
7月のA鳥栖戦を終えて2位。優勝狙える立ち位置。ただ待っていたのは苦しい真夏でした。
"9試合勝ちなし"これがなかったら、、、タラレバは良くないけど思ってしまうよね。
正直補強を怠ったツケが回ってきたのかなと僕は思います。現戦力で戦い続けるのも一つの手。ただ優勝するチームはさらに上積みがある。
今の広島神戸との差はここにあるのかなと思いました。
天皇杯決勝への道
10/5 宇佐美の劇的2ゴールでリーグ戦10試合ぶりの勝利を収めた。リーグ制覇は失速が響き厳しい状況。
ただ天皇杯はベスト4まで残っていました。そして準決勝横浜F・マリノス戦。1-1で迎えた後半45分に相手に勝ち越し弾を許す。正直諦めた人も多かっただろう。ただ選手の目は死んでなかった。その数分後に中谷の劇的同点弾。やはり今年のガンバは勝負強い。そして延長戦。延長後半に相手のVARチェックがあったがその確認中は本当に生きてる心地がしなかった。結果なにもなく、そのままPK戦になるかと思われた120分+5分に坂本の劇的決勝弾。ゴール裏ではもみくちゃ。ガンバ大阪が好きでよかった!優勝しかない!!そんな気持ちで11/23まで過ごしました。
失意の天皇杯決勝。そしてやりがい
僕にとって初めての天皇杯決勝。本当に楽しみだった。前日からワクワク準備して、家出た瞬間はなんか表現しにくい嬉しさが出た。共に闘う仲間と優勝し、笑顔で絶対帰るんだという意志がありました。
試合前のスタメン発表。"7"の不在。正直友達に指摘されなかったら気づかなかった。それほど当たり前の存在だったから。宇佐美がいたら、、なんてあまり言いたくない。いちばん悔しいのは本人なのだから。
試合前のチャント、コレオどれも素晴らしいもので鳥肌が正直たちました。
そして試合が始まると入りがとてもよく前半で仕留めていたら、、、という感じでした。後半に入り失点し、取り返すことが出来ずに敗戦。僕の初めての決勝戦は準優勝で幕を閉じました。
試合後のなんとも言えない感情。悲しかった。悔しかった。きつかった。でもそれと同時に去年の成績を思い出すと嬉しさも込み上げてきました。ここまでこれたのかって。
でも優勝できなかったらなんの意味もない。第三者の記憶に残るのは結局優勝チームなのだから。
悔しがるのはほんと誰でも出来る。いまは自分の応援を見返したりなど、その悔しさをどう行動に移すかだと思う。
来年絶対ここに(国立)帰ってこよう。そして次は嬉し涙を流そう。そう決意し帰阪しました。
あと2試合と来シーズンに向けて
今シーズンももう残り2試合。俺らに消化試合なんて存在しない。来年に向けてどう戦うのか?そして他力本願にはなるがまだアジアへの挑戦権も失った訳では無い。
あと一歩すぎるシーズンだった。あと一歩は簡単には埋めれない。だからサポーターの後押しが1番大事だと考えます。
来年は学生最後。悔いなくアウェイも頻繁に行きたいと思います。
最後に、僕と応援してくれた人全てに感謝します!
サポーターライフ楽しんでいきましょう💪
ご愛読ありがとうございました










