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ソーシャルワーク演習Ⅱを終えて 1001281 岩田 香菜
◎インテーク演習
初めてのインテーク場面の実践だったことに加え、実習のために初回を欠席してしまったことや、班員がそろうことが少なかったこともあり、自分の中での情報整理や班内での情報の共有が十分でなかったと感じる。また、面接をして必要な情報を聞き出したいと思っていても、どこまで聞いてよいのか・どのように聞くべきか・話の発展の仕方や聞き出し方など、今までの二年間の様々な授業と日常生活の中で学んできたはずのことを全く活かすことができていなかったと思う。このインテークによって、どこまでできるのかの判断や受け入れられる範囲にあるのか見極めを行うのに、重要な情報や的確な主な相談内容を聞き出すこともできていなかったことで、自分たちの甘さや事前学習の足りなさを感じた。
その反省点の克服や不足点を補うために必要なことは、普段の授業での振り返りや、各授業で学んだ内容や重要なポイントを他の授業のものとつなぎ合わせて考えることだと思った。また、実習先の施設やボランティア先でみることのできる、実際の現場での支援する側とされる側の関わり方や行動・言動などのそれぞれの動きも大切にすべきで、細かく観察し、覚えておきたいと感じた。
◎アセスメント演習
得られた情報を整理し、アセスメントシートを作成した後の、“確認できなかった情報の整理”が足りていなかったと感じる。確認できた情報の整理ばかりしていたと思う。後のプランニングの際に、どこまで支援が必要なのか・サービスを利用する時に必要不可欠になること・提供したいサービスに誰が関わり、何が必要になり、可能な範囲はどれくらいなのか等の面で困ってから、必要な情報がまだあったなと気付くかたちが多くなってしまったことが反省点だと考える。支援するにあたって必要となる課題や現状などを考えるためにはアセスメントシートの完成度が重要になるということが理解できた点はよかったと感じる。
◎プランニング演習
当事者や家族、大家や地域住民等を交えたロールプレイが足りていなかったと感じる。利用者のニーズや現状に合ったプランニングを進めていき、最適な支援を検討していくうえで、改善すべき点や変更可能な点(アパートのトイレに簡易スロープを付けられるか等)をあげていくことは必要不可欠であるのに、そこについて早く行動することができず、情報をまとめ終わることができなかったと考える。
資料収集の点では、福祉施設や介護保険についてだけでなく、地域特有の運動やボランティアに関するものの情報も多く集め、援助計画に取り入れていくことができたのでよかったと感じる。
◎支援実施演習
ケース会議では、ほかの支援計画の中のポイントやメインとなるものがつかめず、会議を進行しながら記録していくことがうまくできなかった。また、自分の担当した支援計画を提供する際には、何から説明するべきなのか・どこを相談者は最も気にしているのか等の点が難しく、わかりづらい説明になってしまったと思う。ケース会議までのことを振り返ったり、実習先でのサービス利用者との関わり等を頭においたりして、もっと相談者側の気持ちや状態を気にし、理解したうえでのぞむことが必要だったと感じる。
資料収集を多く行ったことで、自分の地域ならではのサービスやボランティア、交流等を支援計画の中に取り入れていたため、アピールしたいと思える点が多く取り入れられた点はよかったと思う。
◎まとめ―反省と来年度の課題
全体的に、情報を得る力、必要なものを見極めることが足りなかったと感じる。また、資料収集や得た情報の整理はできていたが、当事者や家族、大家や地域住民等との関わりが満足でなかったと感じる点から、社会福祉士となりこのような仕事に就くには必要不可欠であるコミュニケーション力が足りていないと考える。
今回のロールプレイングを行ったことで面接時等のクライエント側・ワーカー側の気持ちや視点を知ることができたので、今後は、実習先やボランティア先の施設で感じたことや得たこととつなぎ合わせて援助技術を身に付けていきたいと考える。
報告書最終形
社会福祉法人 恩賜財団 東京都同胞援護会 ニューフジホーム(特別養護老人ホーム)
“生活の場”にある様々な繋がり
1001281 岩田 香菜 |
1.施設概要
<所在地>東京都昭島市中神町1260番地 <利用者定員>100名
<基本方針>・一人ひとりの個人の人権を尊重し、その人らしい生き方を支援する
・利用者の心身の健全と一人ひとりに応じた生活を支援する
・地域のみなさんと「共に」よりよい街づくりに努める
2.実習内容(実習期間:H23.10/11~10/14、10/17、11/03 計6日間)
・介護業務見学、手伝い ・各専門職担当者から役割、仕事内容等の説明
・市内機関見学 ・イベント参加 ・車椅子利用者誘導、傾聴
3.実習課題と考察
①施設の一日の流れを理解し、施設がどのように運営されているのかを学ぶ
朝礼・昼礼での申し送りでは各階の代表者と各専門職が集まり、利用者に関することやその日の施設の予定等を細かく報告していた。この情報共有により、利用者が常に安心して1日を過ごせる環境作りがされていることがわかった。
②利用者の生活の仕方を理解し、個々の利用者への適切な接し方を学ぶ
利用者自身でできることやできないことには大きな違いがあり、それは介護度の違いからだけでなく、具体的な介護ニーズやそれに応じた支援内容、本人の希望等によって1人1人で異なることがわかった。また、個々のニーズに応えるには積極的に利用者本人と関わることも重要だが、見守りながらケアをすることも大切だと感じた。
③各専門職の仕事内容や役割を理解する
担当者会議では、各専門職が集まり、それぞれの所見を述べながら意見交換がなされ、利用者1人1人に合ったその人らしいケアプランにつなげていた。担当者会議を行うことで常に全員が全体をチェックしながら進めることができ、多面的な充実したサービス提供ができると思った。
4.まとめと来年度の実習に向けて
イベントに参加する機会が多かったことで、各専門職・利用者・家族等の施設内の繋がりだけでなく、地域と利用者・施設の繋がりもみることができた。イベントは、利用者が楽しむ・地域交流の場になるというだけでなく、地域に施設が溶け込みやすくなったり地域住民に向けて施設の発信をしたりする上でも重要になることがわかった。
今回の実習で改めて、福祉に関する仕事は人の生活に入っていくことだと実感した。私は初め、現場での実習に対し“施設にいく”という感覚でいたが、常に福祉の中心にいる利用者にとって現場は施設ではなく居場所となる家のようなものであり“生活の場”なのだということに気付いた。そのことが初日から頭にあればこの6日間という短い期間の実習をより充実したものにできたのではと考える。これを反省点とし、来年度の実習ではより利用者の生活やニーズに沿った適切な対応を自分自身でしていくことを課題としたい。
