今日は、誰でも簡単に免疫を高めることができる、「爪もみ療法(以下、爪もみ)」について紹介したいと思います。

「爪もみ」は、福田稔医師が自律神経と免疫の関係を解き明かした「福田-安保理論」から考案した、自律神経免疫療法です。

爪もみは、「あらゆる病気はストレスによる自律神経の乱れから、免疫力が低下して発病する」という病気の根本原因に働きかけて、健康状態を回復させていく療法と言われています。

もう少し詳しく説明すると、
働きすぎや悩むことなどの心身のストレスは、主に交感神経を緊張させ、副交感神経の働きを抑制します。

交感神経は血管を収縮させる神経なので、過度な緊張が続くと、血管が締め付けられて、血流が悪くなり免疫力が低下します。

爪もみは、副交感神経を刺激し、その働きを促すことで、交感神経の緊張をほぐし、両者のバランスを整えていく健康法です。

爪の生えぎわは、神経繊維が密集する感受性の高い場所であり、刺激をすると瞬時に自律神経に伝わってバランスが整います。

東洋医学では、身体を巡るエネルギー(気)の流れる道である、経絡(けいらく)が必ず手足先を通っています。

それで手足先のツボを刺激すると、その経絡と繋がっている、体の不調を改善することができるのです。

 〈爪もみのやり方と注意すること〉

 ① 刺激する場所は、
 両手の親指、人差し指、中指、薬指、小指 の爪の生えぎわにある、両側の角をもみます。

② 「痛気持ち良い」感じで押します。

③ 親指から、ギュッと3秒つまんで3回刺激し     てから、次の指を同じく刺激します。
これを繰り返して3セット行います。

④ 食事後、1時間は避けます。
⑤ 体調不良の時にはやらないでください。
⑥ 強く押しすぎには注意して、リラックスした状態で行います。

医師や鍼灸師に、任せなければならないこともありますが、日常生活の中で、健康のためにご自分でできることはたくさんあります。

しかし、日常生活でできる健康法は、お金を入れたらすぐ飲みものが出る、自販機のようなことではありません。

時間がかかります。

「継続は力なり」です。
テレビをみながら、横断歩道で信号待ちの時など、ながらで良いのでぜひ続けてみてください。

そうするといつの間にか、体が変わっているのを実感できると思います。