先日、介護仲間の友人とランチした

暑い日でも、やっぱり甘いものは別腹

彼女のお母さんは、なかなか食べてくれないらしい

食べるもの
食べ方
食べる時間

たくさん工夫をしているけれど、どんどんと痩せていってしまってる

病院やデイサービスに行く度に
「あら、また痩せちゃったね」と言われて友人は落ち込む

彼女のお母さんはビールが好きで、少しでもカロリーの高いビールを、と探して買っているって


私の母は、ほとんど話さなくなった
こんな風に眉間にシワを寄せて黙っている時間が増えた

言葉が少ないから食事のときにむせることが多くなってきて
なるべく(無理やり)、話しかけたり歌を歌ったりしている


私も友人も
時々、母にひどい言葉をぶつけている

反省する
落ち込む
泣きたくなる

ひどい言葉をぶつけるなんてしたくない
でも、ぶつけてしまう

それは足りていないからだ

何が?


自分が、だ


嫌いなことを嫌いと言う自分
好きなことを好きと言う自分

私は、眉間にシワを寄せた母のX顔が嫌い
私は、好きで母と暮らしている

私はやれることはやっているんだ

私は頑張っている
私はよく、やってる


それでも
母の認知症は勝手に進む
友人のお母さんは勝手に痩せていく

そう言うものだ


母は
目の前の人は
私達に自分を満たすことを教えてくれる


満たして
損なわれる、いつの間にか気づかずに

だから
気づけるように教えてもらえて
そしたらまた、満たしていく


きょうは、あの日よりも暑かった(◎-◎;)
夕御飯にビールを飲んだ

カロリーを確認する友人も
カロリーを表示する人も
みんな、愛だねハート



読んで下さってありがとう

つくし野ひろみ