働くって、どう言うことか考えた  

働かないといけないのか

お金のため
家族のため
世のため
人のため

自分のため

働くこととどこかの組織に所属すること


私は、障害がある欠陥人間だと思っていた
だから
所属する組織の価値が私の価値だと思ってきた
所属出来ただけで、他の障害者より優れていると思った
後は必死で勝手に健常者と負けまいとして戦ってきた


働くとは何かを問いかけて

そうせずにはいられないこと
使命

ヒントをもらったように思う


働くことは生き方そのものかもしれない

少なくとも今は
組織の価値を自分とイコールだとは思っていない


そんな事を考えていたら
仕事を辞めた時のことを思い出した

事故で下半身不随となった友人に会いに行った
彼女は心を閉ざしていて
誰にも会わずにリハビリ入院をしていると聞いていた
事前の連絡もせず
いきなり私は入院先の病院に訪ねて行った
ベッドの上の彼女は驚いていたけれど
私に椅子を勧めてくれた
「立っていたら足が辛いでしょう」
椅子は出してあげられないよってはにかむように笑った
動かなくなった下半身を隠したがっていた
車椅子移動もカーテンの中
一時間くらいポツリポツリとお互いのことを話した
仕事を辞める私を励ましてくれたりする
彼女は人に会いたくないと伝えてきた
帰り際に
「また来るね。今度は美味しいコーヒーを持ってくるね」
と言ったら
「うん、待ってるよ」
と言ったんだ 

私に障害があるから会いに行ったのだと思う
健常者から一夜にして障害者となった彼女の 
閉じた気持ちのドアマンになれるかもしれないと思った
現実を受け入れてそのままの自分で生きていくドア
彼女が開けなければならないそのドアのそばに
私は立っていればいい

彼女はリハビリを終えて退院した

あの時
職場を離れたら
頼めずにいる人に会いに行こうと思っていたんだ
私自身が人に頼めなかったから
そう言う私になら言える事もあるかもしれない
時間が自由に使えるっていいなぁって思った

まだ
何も出来ていない
自分で精一杯だよ、私

エラそうなこと言っちゃったかなぁ( ̄。 ̄;)
まあ、よい!


私はどんな生き方をしたいのか
働くことはそれを表現することなのかもしれない

お金が必要な状況を選んだ、だから一流企業に就職する
家族を扶養することを選んだ、だから安定した職場にいる
家族が好きだから家で家族を待つことを選ぶ
みんなに身体を大切にして欲しいから安全な食べ物を作ることを選ぶ   

そんな感じで
みんな働いているのかなぁ
 
今はまだ分からないや
私、何がしたいの~(´Д`)

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お米の刈り取りも始まりそう

あちこちから
金木犀の香りがする
秋だね
栗ご飯にしようか
麻婆ナスにしようか
明明の餃子にしようか
やっぱり、食欲の秋!
美味しいものを食べるためにはお金が必要(゚◇゚)ガーン