競争社会からのリタイア。
単に向上心以上のもの。経済至上主義?学歴至上主義?
そんなものからのリタイアを
宣言しよう。

そう思うと、急に気が楽になってきた。

できないんだ。
28年取り組んできたけど、
やっぱりがんばってがんばって偉い人になるなんて、
わたしにはできないんだ。

隣にいる人がしんどそうにしてたら、
声をかけたくなる。
隣の人が笑っていたら、一緒に笑いたい。
太陽が降り注ぐ気持ちの良い日には、
陽の光に感謝する。
そしてわたしの小さなからだいっぱいで光を受ける。
雨の日にはしっとりと過ごす。
風の強い日は、
木が倒れないように、鳥が吹き飛ばされないように
そっと祈る。


わたしはやっぱりそんなことが好きなんだと思う。

育ってきた環境が、
立派になることやがんばることを重んじる家だから、
そうじゃない自分を変えようとがんばってきたと思う。

でも・・・
友達にずっと借りている本がある。(ごめんね、長いこと。)

「あるとき、気持ちよく生きたいと思ったその日から・・・」

すごく心地よかった。
始めにこの文章を読んだときは、なんとなく気になるその程度だったんだけどね。
ずっと頭を離れなくて、
そうだね、もう1ヶ月以上考えてたかもね。

それで、それを実践すること=「リタイア宣言」なのかも!?と思った。

ぐるぐる回ってきたから、
わたしの今までの発言を聞いてきた人は、
こんなところにたどり着いたこと、突然に感じるかな?

がんばってる人、社会の中で立派になろうとがんばってる人と話すと、
気づいたら、「わたしもがんばります!!」そう言ってしまう。
話した後、必ず違和感が残ってたのは、
きっとわたしはそうしたくなかったんだと思う。
ある意味、かなりわがままだと思う。

でも、「リタイヤ」がやけに心地いい。