その1、その2の続きです。
下山を始めて2時間ぐらいで車まで戻ってきました。
本当、怖かった……特に最後の1.5km。
車がすれ違えなくって譲り合いするぐらいの狭さなので、
本当歩行者邪魔だったろうなと思います。ごめんなさい
本当、朝同じ時間に歩いていた人は
どうやって下山したんだろう……やっぱりバス?
帰り道、当初から道の駅巡りをするつもりでいましたが、
無料休憩所の方から「贄川宿」に「かかしの里」があるから
寄って行ってとのことだったので、調べたら秩父鉄道「三峰口駅」近く。
道の駅「両神温泉薬師の湯」の通り道でした。GJ!

旧37号線沿いにあるのが「贄川宿」だそうです。
(140号線から信号があるのが新37号線、歩道橋のあるところが旧37号線)

なんでも江戸時代初期から上信や甲州への分岐点として栄えた宿場だったそうです。
宮沢賢治も来てたっていうんだからすごい!
当時の人は秩父からここで休憩して、
上信や甲州への峠越えに備えたんでしょうね。
あれだけ歩いたせいか、なんだかしみじみと歴史を感じます
かかしの里は本当、案山子がいたる所にたくさんいました。
案山子も結構リアルで、皆顔が違うんですよ!

洗濯をしてて忙しそうだけれど優しそうなお母さん

ちゃんと傘を挿して「こんにちは」と言いそうなお姉さん

街灯の下で案内してくれている子どもかな

ワンちゃんと一緒に遊んでる奥さんと庭掃除中の旦那さん

縁側で日向ぼっこ中のおじいさんとお孫さん
駐車場の脇にいる警備員のおじさん
人っ子ひとりいないのに、案山子が写真以外にもたくさんいて、
なんだか不思議の国に迷い込んだよう。
時折、小さなお子さんとお母さんの声が
かすかにBGMのように聞こえてきてだいぶ和みました

ノスタルジックな気分になりたい時にオススメです

疲れも飛んだところで、車を走らせて道の駅「両神温泉薬師の湯」へ。

ブルーベリーがすでに出始めていました。

とても甘くて美味しい!
小粒を買ったのに、こんなに甘いブルーベリー初めてかもしれない
全身雨と汗と泥で汚れていたので温泉にも入りたかったけれど、
替えの洋服がなかったので諦めて、次の道の駅「龍勢会館」へ。
道の駅「龍勢会館」の写真は撮り忘れてしまいましたが、
そこまでの道の景観がのどかで走りやすくて癒されましたよ

山が近いって良いなぁ。三峯じゃないけれど神さまいそう
道の駅「龍勢会館」には秩父事件の資料館や建物がありましたが、
残念なことにもう閉館時間を過ぎていたので閉まっていました。残念。
スタンプは入り口付近にあったので、そっと押させて頂きました
ここら辺で17時になったので、道の駅巡りも終了。
まだ明るくて、このまま帰るのもなんだか勿体無い気がしたので、
秩父市内で着替えの洋服と靴を買って温泉へ。
しまむらやユニクロはどこにでもあって便利です
笑
秩父の温泉と言ったら、うちでは昔からキャンプでお世話になっていた
単純硫黄泉の「武甲温泉」が定番なんですが、
新規開拓しよう!と思い、皆野にある「梵の湯」へ。

「梵の湯」は珍しい重曹泉という泉質で、ぬるっとした重めの温泉でした。
内風呂(寝湯含む)1つ、サウナ、露天風呂1つなのに
土日祝日は3時間まで880円、フリータイム1,050円と
ちょっと強気設定の金額でしたが、珍しい良い泉質なので納得かも
18時台は小さなお子さんがいる母子が結構いましたが、
19時台は大人ばかりで、あんまり混んでいませんでした。
むしろ露天風呂貸切状態の時があって優雅に独り占め

これが夏場や日中晴れてたらキャンプ客がすごいんだろうな……。
こじんまりとしてましたが、リピしたい温泉でした
温泉から出ると20時を回っていたので、のんびり帰ってきました。
いやー、こうして見ると結構ハードスケジュールな旅でしたね。笑
一人旅は広島旅行をした時以来2度目でしたが、案外楽しいもんですね。
やっぱりご飯の時だけちょっぴり寂しいけれど、
今回は車だったので車中で済ませれば良い話。
好きに時間配分が出来るし、好きな場所に行けるしで断然楽!
運転中も一人カラオケ状態できますし。笑
たまには一人でのんびりした旅もしようと思いました
