正しい現実と事実を記す必要があると思い訂正します。
由季ちゃんの死を受け止めることが出来ず、誰かのせいにしたい
父がいました。
死の真相を追求すべく、主治医、挿管の手技を行なったドクター、他
立ち会って頂いたドクターも交えて対話することとなりました。
オフレコでの対話だったのですが、特に秘密にする内容は無かったと
思いますので、対話した多くの事実を書いていきます。
<<最初に直接の死因は何か?>>
父は挿管手技の不手際による窒息死であると考えていました。
主治医の見解は、鎮静剤、筋弛緩剤の投薬による心停止である
とのことでした。
薬の投与量は、間違いは無かったとのことです。
しかし、挿管、呼吸管理するために最低限の薬を投与したはずなのに
効き過ぎたとのことでした。
それは、父が見ていても、そう感じていました。徐脈からの反射
(血圧など体の機能を元に戻すために働く交感神経の作用)すら
阻害してしまうほど薬が効いていたと感じていました。由季ちゃん
が体をコントロールする最後の砦まで壊してしまったと思います。
<<挿管の手技についてはどうか??>>
父は初めて見るドクターでした。そして、実際、出来なかった。
そして、他のドクターに交代して挿管が完了した。父としては
経験不足?手技が下手?ダメなドクター??と思っていた。
主治医の見解は、新生児科のドクターで主治医自身よりも手技が
長けているので彼に行なわせたとの事でした。手技を行なった
ドクターは、自分の技量で行えると判断したので、それを引き
受けたとの事。勤務は5年を超えているとの事で、新米では無い。
このときは、少し父も声を荒げて話してしまいました。
「出来ないことなら引き受けるな!」「お前はドクターキリコか?!」
「何故出来なかったのか何か言ってみろ!」かなりの勢いで言ったと
思います。何故なら、彼が「神の手」では無く「悪魔の手」なら
病院はおろか、ドクターまで辞めさせてやろうと考えていました。
また、手技の不味さの理由を保身から出る言い訳でもするのなら
もうどうなってもいいから気の済むまで殴ってやろうとさえ思って
いました。しかし、彼は一切言い訳をしませんでした。何も発言し
ませんでした。多分、彼自身も、麻酔が原因だと言ったら、主治医
(彼の上司)を責めることになるので、発言を控えたんだと思います。
じゃあ、そんなに困難な手技だったのか? についてですが、冷静に
考えると、父にも心当たりがあります。最近は、喉の横に変な筋肉
がついていたり、前日に見た声帯もかなり狭く、それなのに、数ヶ月
前にみたときよりも筋肉がついていたのも知っていました。
挿管を一度抜いたのは、声帯で止まってしまい、それ以上進まなかっ
たとのことでした。
バンディングの手術をしたときは、2月のことです。あれから7ヶ月
以上を経過しています。2月に挿管したときと、今回の挿管の手技は
明らかに、今回の方が困難だったと思います。難しい手技であったと
判断しました。(但し、困難な手技であることを予測していなかった
ことについては、主治医は自分の落ち度であると思われていました)
<<蘇生開始までの不手際について>>
これについては、やはり、準備不足だったと感じています。
主治医自身も、挿管することが、こんな状況を生むとは
考えていなかったようで、そこまでの段取りをしていな
かったような感じでした。
準備不足というのも、結果論のような言葉ですが、失敗から
学んで欲しいと要望を伝えました。
父の出した結論
誰にも責任は無い!誰も悪く無い! でした。
由季ちゃんと過ごした時間は、この病院で長らえた命でした。
振り返ると、サチュのベースの低下、アバラから見る肺の調子
呼吸の調子、最近の様子、誕生からの記録写真を見ても、最近
は、穏やか過ぎて、ちょっとしたことで体調を崩したり戻したり
の毎日でした。何時転げ落ちてもおかしくない状況の中での在宅生活
だったように思えます。
また、父自身も、最近は由季ちゃんによく言い聞かせていた
言葉があります。
「満足したらあかんよ。もっと父と一緒に居ようね・・・」
でした。とっても良い子の由季ちゃんが、突然旅立つのを非常に
恐れていたのです。特に最近、それが強かったと思います。
由季ちゃんの穏やかな寝顔は、誰も恨んでいる顔ではありません。
本当にこんな穏やかに旅立ったんだ・・・と思えるお顔です。
主治医の先生、由季ちゃんは寿命を全うできたと思います。
先生、由季ちゃんを可愛がって頂き有り難うございました。
悩み、悔やんで白目の毛細血管がブチ切れて、赤目になる
のは不健康過ぎますよ。貴方は、もっと沢山の生きている命
と向き合っていく方ですよ。後悔の気持ちは捨ててください。
娘も、父も望んでいません。沢山の若い医師を育ててあげて
下さいね。
それから、挿管の手技を施して頂いた先生。
もう、父の中からは、先生に対しての憎悪は全くありません
よ。それよりも、これからも多くの子供達を助けてあげて
くださいね。先生に「神の手」が宿りますように!

キラキラお目々でみんなを見てるからね~!
