”万引きの件は、水に流しましょう。”
- 宴映像史2009版より -
@「もう、ローマ史の話はやめておくれ。」
K「だって、他にもう、話す事ないから。」
@「じゃぁ、できるだけ可能だと思われるリアルな願望の話とか。」
K「ん~。そんな勇気はわかないなぁ。」
@「人口楽園的な感じなら?」
K「そうすると、ローマの話を、礎にする予定だから、
もうちょっとローマの話をさせておくれ。」
@「わかった。もっとわかりやすくしておくれね。」
狼煙を上げに外に出る。
生暖かい風が、ぼぉっと何も考えさせない。
着地はとうに諦めて、燃料切れまで鳶のように旋回し、
でも、寸前には岡にあがらなければまずいけど。
この、平面がずっと広がるだけの手元を
立体的にするべく必要なモノがローマ史だ、とは
思えないわけじゃないけど。
@「もっと具体的な絵みたいなものをみせておくれ。」
K「おぅ。昔かいたのがいっぱいあるけど、整理ついてないから。」
@「なんか、落書きみたいな、スケッチみたいなので、いいんだけどね。」
K「まぁ、こんど用意しとくよ。」
その後、スローな直球が、ど真ん中にオチて、
それをタイミングに一斉に皆、岡に上がる。
深夜、ソテツの木が
巨大なパイナップルみたいに
何も考えさせない。
photo & text by SEKIGUCHI Daisuke
http://www.myspace.com/totsukashyboy
-森々の津々な夜な夜な 縦横無尽網路の釣り師。
ピクリとも動かぬウキに、ユーモア破綻の自虐を押さえつえた瞬間。-
巨大な書類を挟むバインダーが荷台についたピックアップトラックで移動。
あまり細かい事は気にしないでいたみたい。
-迫田:「資本主義もう古い。というか飽きた。」
-赤木:「じゃぁどうすんだよ。」
-迫田:「わかんないけど、金のやり取りなんて、もうダサいだろ。」
-赤木:「そんなことぁ、わかってるよ。だからどうすんだよ。」
-迫田:「どうもしない。このまま文句をブ-垂れながら生きていく。」
-赤木:「でも、金欲しいだろ。」
-迫田:「正確には金が欲しいんじゃない。金で女を買ってみたけど、微妙だったし。」
「真面目につきあってもみた。お互いの理解もある程度は得た、でも意味
が分からなかった。何かがフェードアウトしていく過程にしか思えなかった
。」
-赤木:「金と女?どういう関係で考えてんだ?めんどくさいこというな。切るぞ。」
赤木はシャットアウトモードに入り、お互い交渉を断つ。よっぽどの偶然がない限り、
もう、交渉はないだろう。そして、リラックスモードにシフトチェンジして、平均値
をオートで持続していく。
その後、n3区で火災が発生。近隣の住民と廃工場が燃えるのを眺める。
-以下、焼け残ったノートに記されていた文章を転載。-
よくわからないユーモアに反応できずに居ると、
その場に、真空ができてしまうらしいのだが、ほったらかし。
よくされる質問に、気の利いた答えができず、
また、気の利いた答えをしている自分にも、寒さをおぼえるので、
適当に誤魔化すか、気まぐれで黙る。
何かを信じろ的な事を
言われたようだが、わからないので、黙る。
なにか、いろいろと、言っていたようだが、
さっぱりピンと来ないので、聞いているフリだけはしておいたが、
聞いていないのが、バレていた。
なにか、一方的にしゃべっていたようだが、
途中で意味が分からなくなり、話も完結しないまま、
フォローも説明もしないまま黙る。
「実は、大半の会話は、成り立っていないんだよ。」
と聞かされ、納得はしないが、その方がロマンチックだと思った。
動物園で、猿が歯を見せて作った表情を表し、毛繕いをしたり、
マウンティングしたりしてるのを、子供達に見せる。
若い美女のおならを充満させた部屋での時間を売る風俗営業。
何かを見て、厭な気分になったらしく、抗議をしたようだが、
それを見て、厭な気分になったので、抗議しようかどうか迷う。
楽しい思いをしたと、人に聞かされたが、
なんで、そんな事を話すんだろうと、思いながら聞いているが、
床を這うアリンコが気になって仕方がない。
気を使って、意味のない会話をしてみたが、
相手は、蟻を見てて、聞いていない様だった。
自慢話を自虐的に語っている無駄。
自虐話を自慢げに語る気遣い。
会話の無駄。
毛繕い。
毛。
スキンヘッド。
暗黒舞踏。
他
photo & text by SEKIGUCHI Daisuke
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/ゆるい約束が、案の定の遅い出発。
暫く、待たされる気分を思い出してかき消す。/
『政治ってのは、何も文句を言わせないっていう戦術があるから、
黙っていても、ノンポリだからとか言ったところで、もう術中にハマっているわけ。
黙っているヤツも当然加担していることになるわけだ。こっちは、黙っててもらうの
が、いちばん楽だから。黙ってる方も、その時は楽でしょ?』(組員談)
『もう、現実は売り渡されてしまったわけだからね。現実を買い戻す為に、借金する
わけだけど、買い戻せたとしても、入力とアップの時差で、何を買い戻しているのか、
何をやっていたんだか解らなくなってるヒトも。ただ、入力とアップの時差の数値を
きっちり計算して、オンタイムを創りだせれば、うまく行くハズだけど。。
そう信じてやっていくしか無いでしょ?』(オンライン金融屋談)
『正直、もうテクノも限界なんだよね。箱庭じゃ萌ないでしょ。
まぁ、芽はでるけどね。ってか、30分が限度。体に悪いよ。
かといってカルトもねぇちょっとイタい感じ?スタイル的ロックとかの伝統保存にも
興味湧かないし。宗教も芸術も金までもが限界なんじゃ。。
それって、オレが限界ってこと?そんな限界野郎から落としてるおまえは何様だ?
欲しくて来てんだろ?』(珈琲店々員談)
『おれは毎朝、ご飯を三杯食べて、おかあさんにほめられる。
でも、オンラインではキモがられて、それが逆にウケた瞬間があったけど、
ウケたと思った瞬間から、またキモがられた。』(小學3年生談)
(a) ベトナムには行った事はないけれど、
湿気とにわか雨、そして晴れ間と繰り返す。
橋の下で雨宿りしながら、遠くに目をやると、
雲が竜巻状に縦に長く。
帰り道の古い住宅街、晩飯の支度の音と匂いが霞めて、
「あ~このまま、もう終わりなんじゃないか?」というロマンを抱く。
家に帰って、しゃがんだ拍子にパンツが破れる。
他人に観られているわけでもないので、笑い話にも、
しょうもないハナシにもならなかった。-
予告:生産と破壊、ポジティブと侵略。
一体、何の違いがあるのだろうか。
夢が現実に叩き売られ、”100年日常”さえも危うい。
スタンドアローンを夢見て、相対的関係を超え、
妄想の中に咲く花、フラナリコ。
次回「コスバ・ネロー・ゲート」
亜空間の門を叩け。
photo & text by SEKIGUCHI Daisuke
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