ずっと走り続けていた

誰かに言われたわけではなく、
自分の意思で走っていた。

時には歩きたくなり、
時にはやめたくなったり、
それでも走り続けていた。

疲れて、もう一歩も進めない。

そんな時、背後から、声が聞こえた。

少し休んだらいいよ。
大丈夫。

その言葉は私の心の奥深くに
暖かく流れ込み、涙となって頬を伝った。

他者の何気ない一言が、
心を軽く、暖かくしてくれることを知った。

少し休もう。

そしてまた、走り出そう。