イヤはイヤでしょ
理由聞かれたって知らないよ
知ってるけど
少なくともあなた達に言うことじゃないんだよ
すっきりしない
こらそこ!メモとるな!!人が真剣なのに失礼だろう!
もう萎える!
あ、萎えた
ちくしょー結局また怒られるだけか!
毎日道を歩くのがこんなにも重い!
ほっといてほしい
だからいやなんだ
ほら、帽子屋も女王様もトランプ達もやってくる。僕のアリスに会いに‥
"アリス、君はあまり外を歩かない方がいい"
"どうして?"
"噛みつかれるよ。血を全部吸われたり、手足をもっていかれる"
"みんなはそんなことしないわ"
おかしそうにクスクスと笑うアリス、可愛いね
でもまるでわかっていない
だって、
その真白い肌を骨ごと噛みついてしまうのも、体を伝う温かい真赤な血を全て飲み干すのも、細くひ弱な手足を躊躇いもなく折ってしまうのも、
全部僕だろうから─
アリスはまるでわかっていない
ああほら、帽子屋も女王様もトランプ達もどうしようもなく目の前で泣いているよ。おかしいね
──やぁシロウサギ、今来たのかい?
遅かったね、アリスにはもう会ったのかい?
アリスはまるでわかっていない
君に会わせてやりたいけど
君に会わせてやりたくない
──味?あぁ、最高においしかったよ
この間のアリスより