Club(not水商売)とワイシャツと私
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渋谷パイロン

アラサー世代を語る上で欠かせないクラブ、渋谷パイロン。


ここでは青山の大人系パイロンは割愛させてもらい、渋谷のパイロンを語らせてもらう。


今30歳前後の人でクラブが好きだった人なら一度は必ず行った事があるであろう、パイロン。


とにかくギャルが多かった。(軽そうなやつは大体友達)


初めて行った時は小学生の時にオヤジのプレイボーイを盗み見たときよりも衝撃的だった。


時はガングロメッシュ全盛期、男はカラパンorネイティブ(Goro,s)

女はミジェーン、アルバなどが全盛期の頃で、今思うとギャルの質も高かった気がするし、ナンパも今よりも引っかかりやすかった気がする。(ちゃんと保険体育勉強したのかね)


俺の人脈もここで培われたと言っても過言ではない。(やりチンばかり)


そんなパイロンではナンパかケンカばかりだった。

韻は踏んでいるが意味は全然違う。(悪そうなヤツも大体やりチン)


そして時に逆ナンをされる事もあった。(ブスに逆ナンされても自慢していた)


もうジジイなので今は逆ナンもされなくなったが。(ジャマだからどいてと話しかけられる事はあるが)


ある日の事、いつも通り5Fでナンパ待ちをしていると、ずっとこっちを見ている女がいるではないか。


しかもかなり可愛い。(間違っても俺の隣の男をみてるとかそういう勘違いではありませんように!)


基本的に人当たりはいいが、がっつかないフリをする俺は気にしないフリをしていた。


すると近くに寄ってきて、「ねえねえ、上に一緒に踊りに行こうよ」 


俺「うん、いいよ」  


そう言うと女の方から強引に手を引っ張った。(俺は空いてる方の手でケツのポケットに手をいれ、入っているコンドームにハイタッチ!)


そして俺たちは2人で6Fに上がっていってのである。 続く

竹芝桟橋 クラブ THE EARTH

その昔竹芝桟橋にそのクラブはあった。


場所的にいうならばそんなにアクセスも良くないし、お世辞にもいい場所ではないのかも知れない。


しかしそのクラブは大盛況だった。


週末ともなると関東エリアの大人の遊び人がこぞってやってくる。


箱が大きいのにも関わらず、入場制限がかかるようなクラブであった。


それに加え、女の子のレベルが異常に高かった。


今そんなクラブは皆無かもしれない。


普段サーフスタイルの俺だったが、アースにはドレスコードがあるため、キレイ目の服装をして毎週末通った。


ある土曜日、その日は風邪気味で体調が悪かったが、クラブ活動は欠かさないので踏ん張って行った。


中に入ったはいいが、体調が悪いので酒を飲まなかった。


それにテンションも低かったのでナンパも全くしなかった。


来なければよかった。


心の中でそう呟いた時トイレから天使が現れた。


一寸の迷いもなく、無理やりテンションを高めて、その子に話しかけた。


その子はとても愛想の良い子で、会話もはずみ連絡先をゲットした。


アースに通い続けた甲斐があった、一番そう思った瞬間だった。


翌日連絡をする。


家が同じ港区という事もあり、夜少し時間があるということだったのでお茶をすることになった。


お茶をして色々話した。


正直好きになりそうだった。


その日はそれで解散し、その週の土曜日に会う約束をした。


土曜日はクラブデーだ。


欠かすことのなかったクラブ活動をその日は欠席することを選んだ。


それだけ本気度が高かった。


会ってデートらしいデートをした。


まず映画をみた。


それもホラーだ。


ジェットコースターロマンスという人間の心理があり、恐怖などを共有すると相手に対しての好意が大きくなるというやつだ。


映画は正解だった。


映画一本みただけで意気投合、その後食事をして俺の家にむかった。


彼女と車で走っていると何か言わないといけないことがあるというのだ。


何でも受け入れるよと言ったが、彼女の発言は受け入れる事ができなかった。


なんと彼女は結婚していたのだ。


しかもある大物有名人の嫁だった。


ショックで言葉を失った俺は開き直って自分に言い聞かせた。


この女はメス豚だ。


ブーブー言わせるしかない。


話を受け入れたフリをしながら和ませて俺の家に連れ込んだ。


そこからは簡単だった。


洋服を脱がせるとキレイな体をしている。


明け方だったので体が良く見える。


しかし前戯の時にみてはいけない、いや、俺の一番見たくないものを見てしまった。



外見は完璧なのに、パイ毛の処理をしていないのだ。



リアルに生えているパイ毛を見たオレはショックを隠しきれず完全に萎えてしまった。



やっぱり浮気はよくないよ、辞めよう、帰ってくれ。



あたかも旦那が居たことがショックだったかの言い方をワザとして俺は行為をやめた。



その半年後離婚のニュースをテレビで見た。



あの子は旦那に抱かれてなかったから、ムダ毛処理を怠っていたのか。



あのパイ毛の存在価値を理解した瞬間だった。

続 西麻布 RING

じゅんが犯人ではあったが、恨むつもりはほとんどない。ちょっとムカついているくらいだ。なぜかというとじゅんは本当にバカだからだ。良いところもたくさんある。女を紹介してくれる、いい女がついてくる、女の選球眼がある等々、と全く良いところのないじゅんだが・・・、なぜか憎めない。だから許してやった。その代わりじゅんに罰として大きなペナルティを追ってもらったのだ。それは反省の意味も込めて、6ヶ月間クラブに行かないということだった。クラブ好き、女好きのじゅんにとってそれは過酷なことだったと思う。オレも友達はたくさんいたので、各クラブに包囲網を張っていた。しかしそこはじゅんだ。きっちり期待通りにきめてくれた。その日PYLONがつまらなかったオレはすぐに切り上げ、RINGにむかった。RINGに入ると、REDWINGの帽子を深く被ったイケメン風サーファーがガンガンナンパしている光景が目に飛び込んできた。バカだとは思いながらも、オレは不覚にもキレてしまった。後ろから豪快にケリをいれるとそのまま馬乗りになり殴りかかった。しかしそこはクラブ、そういう類はお手のものだ。オレはチョークスリーパーをされ、外に引きずりだされてしまった。興奮しているオレは店員にもつっかかってしまい、押し問答を繰り広げてしまった。その結果オレは大好きなRINGというクラブを出入り禁止になってしまったのである。その後、オレはRINGに行きたかったので帽子にサングラスなどを身につけ、RINGに通い続けたことは言うまでもない。この時、じゅんの気持ちが少し分かった気がしてじゅんを許してやろうかと思った。同じ穴のムジナである。またまたじゅんに一つ罰を考えなくてはいけなくなった11年前の夏の夜だった。。。