チビが公園界隈に現れたのは令和三年の秋ごろ。
ご飯をもらうとすぐに逃げて行った。
やがてS家の庭にもやってくるように
なり、やはり食べ終わると縁の下に隠れたり何処かへいってしまっていた。
去勢手術済のオスだと思っていました。 しかし、冬になると変な声で鳴きだし挙動不審になりました。なんということでしょう、チビは未去勢のオスだったのです。
困ったもんだ。 相変わらずご飯を食べるとどこかへお出かけ。
そして、五月のある日、チビが深手を負ってS家の庭に現れました。「今なら」と直感したSさんは、ちょうど通りかかった猫仲間のOさんの手を借りチビを保護。
以外にもチビ全く抵抗せず大人しくキャリーの中へ。すぐに怪我の治療と去勢手術のために病院へ。
帰ってきたチビはあ~ら不思議、人間大好きの甘えん坊になっていたのです。


お出かけの回数も減り、誰か来ると愛想を振りまき、Sさんが帰ってくると門扉のところまでお出迎え。これにはSさんもニッコリ☻
その頃Sさんは、愛猫を亡くしたあるご夫婦としりあいました。また猫を飼いたい。
最初はキジトラ猫が良かったらしいのですが、何度かS家の庭に足を運ぶうちチビの事が気に入りました。しかしチビはエイズ陽性。それでもいいとおっしゃって下さったのでチビはめでたくI家の飼い猫に。両家の都合や準備もあってお引越しは秋になりました。 そして、チビはI家の奥様に抱っこされてキャリーの中へ。なんて素直なんでしょう。それに引き換えこいつときたら
閑話休題
ご夫妻の沢山の愛をいただいて幸せいっぱい
画像載せるとキリがないのでこの辺で。







