ふぅ、久し振りの第6話。
さっきから耳の中がギタアの音色に溢れていやがらぁ。
天使の背中を見送ってから2時間程。
漸く天使が帰って来た。
ずたぼろの姿で。
「っへへ…やっぱ叱られちまったよ…。」
僕は目を見張った。
あんなに強かった天使が…?
なんで…。
「叔父…さんですか?」
「ああ。アルベール。それに、クロード。」
僕は更に目を丸くした。
叔父さんは…僕の記憶の中の父と全く同じだ。
なぜだ?僕は頭をフル回転させた。
僕が答えに行き着くより先に、クロードが答えた。
「アンタ…父さんと、アンタは、双子だったのか?」
すると叔父さんは驚いた様に目を丸くしてから、
すっと鋭く目を細めた。
「…ああ。同じにされたくはないがな。
あんな自惚れ屋の兄とは。」
「なっ…なんでコイツはこんなにぼろぼろなんだ!?
叱られたって、一体な…」
クロードが言葉を言い終える前に、
クロードは遥か後方に吹っ飛んだ。
「クロード!」
「言葉の使い方には気をつけろ、と習わなかったか?
アルベールよ、どうだ?」
叔父さんなのに…。
この人は、僕のクロード以外の、唯一の血族だって言うのに…!
何なのだろう、この強い嫌悪感は。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
この男の全てが嫌だ。嫌いだ。
でも僕はゆっくりと、取り乱さない様にしながら尋ねた。
「叔父さん…。天使は何故あんな事に?」
すると叔父さんはハッと鼻で笑って、
「何故…?歯向かうからに決まっているだろう?」
と言った。
そこに、ふらふらと腹部を痛そうに押さえながらクロードが
戻って来た。
「歯向かう…から?」
「ああ。歯向かうやつはこうするべきだ。
クロード、アルベール。
お前らもそうではないのか?
歯向かうやつには、ピアスを外し、
自分の天使の力を行使してやろうと何度思った?
なんどだ?何度も思って来たくせに、
私だけにはそう言うのか。哀れで、そして生意気だ。」
叔父さんは鼻で笑った。
僕は目を閉じ、跪き、手を組んだ。
「どうか、僕を守っていて。
愛しい、人。」
さっきから耳の中がギタアの音色に溢れていやがらぁ。
天使の背中を見送ってから2時間程。
漸く天使が帰って来た。
ずたぼろの姿で。
「っへへ…やっぱ叱られちまったよ…。」
僕は目を見張った。
あんなに強かった天使が…?
なんで…。
「叔父…さんですか?」
「ああ。アルベール。それに、クロード。」
僕は更に目を丸くした。
叔父さんは…僕の記憶の中の父と全く同じだ。
なぜだ?僕は頭をフル回転させた。
僕が答えに行き着くより先に、クロードが答えた。
「アンタ…父さんと、アンタは、双子だったのか?」
すると叔父さんは驚いた様に目を丸くしてから、
すっと鋭く目を細めた。
「…ああ。同じにされたくはないがな。
あんな自惚れ屋の兄とは。」
「なっ…なんでコイツはこんなにぼろぼろなんだ!?
叱られたって、一体な…」
クロードが言葉を言い終える前に、
クロードは遥か後方に吹っ飛んだ。
「クロード!」
「言葉の使い方には気をつけろ、と習わなかったか?
アルベールよ、どうだ?」
叔父さんなのに…。
この人は、僕のクロード以外の、唯一の血族だって言うのに…!
何なのだろう、この強い嫌悪感は。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
この男の全てが嫌だ。嫌いだ。
でも僕はゆっくりと、取り乱さない様にしながら尋ねた。
「叔父さん…。天使は何故あんな事に?」
すると叔父さんはハッと鼻で笑って、
「何故…?歯向かうからに決まっているだろう?」
と言った。
そこに、ふらふらと腹部を痛そうに押さえながらクロードが
戻って来た。
「歯向かう…から?」
「ああ。歯向かうやつはこうするべきだ。
クロード、アルベール。
お前らもそうではないのか?
歯向かうやつには、ピアスを外し、
自分の天使の力を行使してやろうと何度思った?
なんどだ?何度も思って来たくせに、
私だけにはそう言うのか。哀れで、そして生意気だ。」
叔父さんは鼻で笑った。
僕は目を閉じ、跪き、手を組んだ。
「どうか、僕を守っていて。
愛しい、人。」




