自分が知らないことや、自分が経験したことないことを、

「そんな人いない」

「嘘だ作り話だ」

「そんなことあるわけない」

「そんな人は◯◯だからだね」

と言ってしまう人を見かけます。



わたしたちには、


知らないことがたくさんあるのに。






こんにちは。

星野えみです。



知らないことがたくさんある。



ただそれをわかっているだけで、

人への接し方は変わります。



なんでそんななんだ

なんでこうしないんだ


誰かに対してそんなふうに思ってしまうことは、

私にもあります。



ちょっと憤ったあとに、

ああ、わたしの知らない事情や、

そんな性格の人や、知らない世界がまだまだたくさんあるんだなぁと思い直す。




わたしとパートナーは、

一緒にいる時間がとても長いです。


彼の仕事のアシストをしているし、

そして何より、何をするにも一緒の方が楽しいので(あ、わたしの服の買い物は別!)

たいていの時間を一緒に過ごします。


だから時々、

パートナーのことをなんでも知ってるような気になってしまう。


するとおかしなズレが生じる。



知らないことの方が多いはずなのに。






子どもに対しても、あります。


なんでそうするの

なんでこうしないの



彼女たちはわたしじゃないのに。



知らないことがたくさんあります。


毎日顔を合わせていても、

隣りどうしで寝ていても、


頭の中はわからない。



ふと忘れてしまうけれど、

大切なこと。




コタツに入っている高校生の長女が、

キッチンにいるわたしに声をかけてくれました。


「ママー」


「なにー?」


「いつもありがとおおおーおお!」


少し恥ずかしそうに、

最後は照れ隠しの変な音程で。



頭の中で思っていても伝わらないから、

伝えあわないといけないね。



ふと思った時に。

恥ずかしくても。



「こちらこそ、いつも元気でいてくれてありがとうねー!」と伝え返して、顔を見ようとコタツの方を見たらうつ伏せで寝てた。


あはは

かわいい。



わたしたちは、

知らないことがたくさんです。



人と関わる時は、

それを少し心に留めている方がいいです。



読んでくれてありがとう。

星野えみでした。