「嫌われたくない相手」への認識って、

 

歪むことがあるよなぁという話。




 

 

 

こんにちは。

心理カウンセラー 星野えみ(えいみー)です。

 

 

 

嫌われたくない相手って、

 

同時に、


自分が嫌いたくない相手だったりもする。

 


例えばそれは、

パートナーだったり、

親だったり、

子どもだったりと近しい人や、

 

上司だったり、

友だちだったり。

 


あの人を嫌いになると、


自分に都合が悪いことがある。




 

あの人に嫌われたくない。

 

し、

 

あの人を嫌いたくない。

 

 

 

あの人を嫌うと、

 

自分にとって、不都合なことがあるから。

 

 

 

ここに居られなくなる

養ってもらえない

酷いやつだと思われる


仲間がいなくなる

ひとりぼっちになる

頼れない

もう一緒に遊べない

繋がりがなくなる

などなど

 

 

あの人を嫌うと、


大なり小なり、

今よりも損をしそうな気がする。

 

 

 

 

だから、

相手の言動に、何かしら意味をつけたりする。

 

 

 

あれは私を思ってのことなんだ

あの人にも都合があったんだ

虫の居所が悪かっただけなのかも

 

 

はたまた、

 

 

私がちゃんとしてなかったからなんだ

私が大切だからこんな事するんだ

私を好きだからあんなこと言うんだ

 

なんて、

虐待やDVで起こる心理反応もこれに似てる。

 

 

 

これも、

認知バイアスのひとつらしい。

 

(人には認知バイアスというものが存在すると言われていて、それは日常生活のいろんな場面で、結構な頻度で現れていたりする)

 

 




一度、

よーくよく考えてみるとおもしろい。

 

 

あの人に嫌われたくないと思っているから、


あの人に嫌われるのが怖いから、

 



あの人の良いところばかりを見ようとしていないか。

 


 

 

あの人の嫌いな部分に相当目をつぶって、

 

徹底的に嫌いになってしまわないように、

 

言い訳を探していないか。

 

 



 

ひとを嫌うことも、

 

誰かに嫌われることも、

 

 

わたしたちが思ってるより、

 

ほんとはたいしたことない。

 

 

 


わざわざ嫌われる必要はないし、


わざわざ嫌いになる必要もないけど、


嫌われたくないなぁ

嫌いたくないなぁ


と思うなら、


自分が何を失うことを恐れているのかを見てみると、


事の本質が見えてくるかもだ。

 

 

 

星野えみ(えいみー)でした^^

 



そろそろアイスの時期ね





その、


恐れているものを失っても、


わたしたちは意外と大丈夫なものなのだ。