大災難が予言されていた7月5日は

実は、
我が家の次女の誕生日でして。




私としては、

めでたい日であるわが娘の誕生日が

『大災難の予言の日』とされていることに少し腹立たしい気持ちがあったりして、


何の根拠もない予言をネタに、

まるで視聴回数を稼ぐエンタメのように、

まことしやかに地震や隕石なんかによる日本滅亡を

不安を煽る形で発信して

無責任にインプレッションを稼いでいる人たちを

わたしは正直「きも」

と思って見ていたんだけど、


当の本人の娘の一言で、

一気に気持ちが切り替わったのでした。




それは、


「うちの誕生日に、そんなこと起こるはずないやん。」


という

こちらも何の根拠もない言葉。



そして、

「めっちゃラッキーやない?あの話題のたびに、うち自分の誕生日アピールして、覚えてもらってるねん」

という

訳の分からないポジティブ発言。



やっぱり

この子は最高やな

などと思う。



そして、

煽られることの増えたこの時代に、

心の主導権を持つことの大切さを思う。





私たちは毎日、

ものすごい量の言葉を浴びている。


SNS、動画、ニュース、広告。

その中には、

私を安心させる言葉も、不安にさせる言葉もある。


選挙戦が始まって、

また違うタイプの不安を煽る言葉も増えている。


人の心を不安でコントロールしようとするその手法は、たとえ本人に悪意がないとしても、とても暴力的だと思う。




だけど忘れないでいたいのは、

心の主導権は自分が持つんだっていうこと。



恐怖で人は動かせても、

恐怖は人に、良い作用は起こさない。



いつだって、

わたしたちは、

自分で選ぶことができる。


恐怖の声を信じるのか。

どんな言葉に耳を傾けるか。

何に心を向けるか。

どんな感情で今日を終えるのか。


それを決めるのは

自分自身だということ。






自分の心を守ることは、

自分の人生を守ること。



誰かの言葉ではなく

自分の感覚と対話する時間を大切にしたいなと思う。