病院で椎間板ヘルニアと診断され、手術を勧められているあなたへ

最初にお伝えします。

 

早まらないでください。

 

 

もちろん手術が必要な方もいます。

 

ただ、椎間板ヘルニアの手術をしても痛みが変わらない。

むしろひどくなった。術後は良かったが3ヶ月くらいでまた再発した・・・。

という方が多いのも事実なんです。

そもそも痛みの原因がヘルニアだとしたら、手術でヘルニアを取り除いてしまえば治るはずですよね?

でも、手術をしても治らない人が続出している。

 

これはなぜだと思いますか?

 

国際腰痛学会が発表した驚くべき事実

「腰の痛みと椎間板ヘルニアは結び付かない」

研究内容

腰痛を訴えて、椎間板ヘルニアと診断された患者46名と腰痛のない健康な46名に対して腰部のMRIを撮影し、その画像に対して2名の神経放射線医が椎間板の状態を検証した。どちらのグループも、年齢・性別・職業などは同じ条件とした。

 

結果

腰痛のない健康な人の76%に椎間板ヘルニアが発見された。また、腰痛のない健康な人の85%に椎間板変性が認められた。

 

つまり、このようなことが言えます。

腰痛の有無に関わらず「ほとんどの人はヘルニアや椎間板の変性がある」

ということは、あなたの腰痛や足のしびれの原因は、椎間板ヘルニアではない可能性が高いということです。

つまり、痛みやしびれの原因がヘルニアではないのなら・・・

「手術でヘルニアを除去しても痛みやしびれは治らない」

ということですよね。

ただし、すべての人が手術しても治らないのかというとそうではありません。

もちろん、ヘルニアの手術によって痛みやしびれが治る人もいます。

何が言いたいかというと、手術をするべきなのか、手術しなくても治るのかの鑑別が大切だということです。

 

整形外科のヘルニア治療の実態

整形外科ではどのような治療が行われているのでしょうか?

整形外科に行くとほぼ100%、このような流れになります。

1 レントゲン

2 医師による診察

3 湿布、痛み止めの処方

4 リハビリ

この流れで「しばらく様子を診ましょう」となります。

これで良くならない場合、次のような流れになります。

5 MRI

6 ブロック注射

7 薬を強くする

これでもダメなら「手術を検討してください」となります。

8 手術

ヘルニアの手術にはこんなリスクがあります

「全身麻酔」の画像検索結果

椎間板ヘルニアの手術は基本的に全身麻酔で行います。

1 死亡

最悪のリスクは死亡することです。ヘルニアの手術は全身麻酔で行うので、麻酔が覚めずに死亡することがあります。

もう一つは、ヘルニアの手術をする場合LOVE法を用いる場合が多かったのですが、この方法は全身麻酔をして背中側から 5 ~ 6 センチ程度切開し、目視下で腰椎の一部を削り脱出して脊髄神経を圧迫している 髄核 を 切除・摘出 する手術方法です。

このヘルニアを切除、摘出するときに腹部大動脈を傷付けてしまい、出血多量で死亡する事故が発生しています。

最後ですが、肥満、高血圧、心臓の悪い方などは、手術後に血栓ができている事があります。この血栓が肺や脳に流れて血管の毛細血管で詰まってしまい、最悪の場合死亡することもあります。

 

2 下半身不随

ヘルニアを切除する際に誤って神経根を引き抜いてしまうと、下半身不随や排尿排便障害、性機能低下などの症状が現れます。

 

3 症状悪化、再発

ヘルニアを手術で取ったとしても、必ず治るわけではありません。むしろさらに痛みが強くなったりすることもあります。手術で身体にメスを入れたのに痛みが強くなることがあるのです。これは頻度の高いリスクです。

 

ヘルニアの9割は手術が必要ないのを御存知ですか?

新事実!腰の痛みの原因はヘルニアではない!?

ヘルニアとは?

以下の文章はNHKの「試してガッテン」や「日本整形外科学会」が公式に発表した内容となります。

その1 まったく腰の痛くない人にもヘルニアが存在する

2011年11月16日放送 NHK 試してガッテンより抜粋

herunia-characteristic-img01-1「ヘルニア=痛い」とは限らず、今までの「ヘルニア犯人説」は必ずしもあてはまらないことが、明らかになってきたんです・・・

⇒これは全くの腰痛の症状がない人にもヘルニアは存在すると証明されています。

ジョージ・ワシントン大学の研究において、過去に、まったく腰痛を経験したことの無い人を、MRI検査において観察したところ、60歳以下の痛みのない人の1/5にヘルニアが認められ、半数の人に椎間板の膨隆(膨らみ)が見られた。また、60歳以上では、実に1/3の人に、椎間板ヘルニアが存在し、80%近くの人に、椎間板の膨隆が見られる。
これは、坐骨神経痛や腰痛症状を訴える痛みこそないが、椎間板ヘルニアをもつ人が、かなりの確率で存在している事を表しています。

すなわち、ヘルニアが必ずしもすべての痛み、症状の原因というわけではないということです。

腰痛の原因について

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腰痛の85%が原因不明と言われており、椎間板ヘルニアは5%程度、その他画像で診断できる圧迫骨折などが、9%程度、およそ1%が腫瘍など病状が深刻なものと言われています。 筋肉の硬さなどは、明確に原因として特定できないため、85%にふくまれています。

 

筋肉の硬さをほぐしていくと改善することがあります

 

その2 飛び出たヘルニアは無くなる

2011年11月16日放送 NHK 試してガッテンより抜粋

herunia-characteristic-img02ヘルニアは、 白血球の一種「マクロファージ」が食べて、 多くの場合消えてしまうことも判明。

⇒ヘルニアは椎間板の中の髄核というゼリーのような中身が飛び出た状態です。

その飛び出てしまったヘルニアは体内では「異物」と認識 されて、「マクロファージ」が食べてなくしてしまいます。「マクロファージ」は、体内に入った細菌を食べたり、古くなった細胞や腫瘍細胞を食べたりする役目をする免疫細胞のひとつです。

体調を整える、血液の循環をよくすると免疫機能が高まりマクロファージの働きもよくなります。

 

その3 ヘルニアは手術しても、しなくても変わらない

2011年11月16日放送 NHK 試してガッテンより抜粋

「ヘルニア手術」をした場合と、「手術以外の治療」を した場合を比較しても、2~10年で患者の回復満足度 に差がないことも明らかになってきました。

つまり、ヘルニアが起きると痛みを引き起こし、痛みが消えないから手術するべき、という常識が ひっくり返ったのです。

さらに、この事実を裏付けすると

日本整形外科学会監修
腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン(南江堂)より抜粋

herunia-characteristic-img03-2◆保存的治療と手術的治療を比較すると、臨床症状に関しては手術的治療のほうが長期的にも良好な成績を示すが、10年後にはその差は減少する。

◆数週間疼痛が持続した症例を対象として、保存的治療を継続してみた郡と早期に手術をすすめた郡とを比較すると、長期的には差が認められない。

しかし、こういうときは手術が必要です。

・しびれや痛みがひどくなってきて、普段の生活に大きく支障がでる場合

・転びやすくなったなど筋力の低下が激しい場合

・排尿障害(おしっこがでないなど)がある場合このような症状がでる場合は整形外科受診をお勧めします。

 

椎間板ヘルニアの治療の選択肢

1 整形外科

「湿布と痛み止め」の画像検索結果「注射」の画像検索結果

整形外科で行うヘルニアの治療法としては、湿布と痛み止め、もしくは注射、牽引、ひどい場合だと手術を勧められることもあります。

ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因の場合は、手術をすればよくなりますが、もしヘルニアや脊柱管狭窄症が原因ではなかった場合は手術しても痛みやしびれは変わらないこともあります。

湿布と痛み止めでは、その場だけ痛みが緩和されても薬で無理やり抑えているだけなので、必ず再発してしまいます。

2 整骨院・接骨院

「整骨院 電気」の画像検索結果

保険を使う整骨院では、患部に電気とマッサージをして終わるところが多いようです。

患部に原因があることはほとんどないので、いくら痛いところをマッサージしても電気をしても

その場しのぎで根本的な解決にはなりません。

3 マッサージ

「マッサージ」の画像検索結果

リラクゼーション目的のマッサージや、60分2,980円のようなマッサージ店は痛みや症状を改善するために施術はしません。施術者は国家資格を持っていなく、レベルも施術者によって差があります。

ここでも、全体的にマッサージをしたり、痛いところを中心にマッサージをするので根本的な解決にはなりません。

4 整体

整体院にもよりますが、人間の構造を熟知しているところであれば改善することができます。

国家資格を持っているとなお安心です。

 

あなたの椎間板ヘルニアはなぜ良くならないのか?

上記に上げた内容はあくまで一般的なものになります。

ただ、この「一般的な」治療をして良くなりましたか?

ほとんどの方は良くなっていないと思います。

だからこの記事を最後まで読んでいるはずですよね。

 

・湿布と痛み止めを使い続けている

・腰に電気とホットパックを当てる

・ブロック注射をする

・腰を牽引したりマッサージしたりする

 

なぜ上記の治療で良くならないのか?

これらがすべて対症療法でしかないからです。

本当の原因に対してアプローチしていないので、良くならないんです。

 

椎間板ヘルニアの本当の原因とは

なぜ椎間板ヘルニアになったのかをしっかり評価をしないと症状は改善しません。

椎間板ヘルニアになるということは、腰椎に持続的にストレスがかかっているということです。

そのストレスは、「いつ、どの姿勢・動作で、どんな」ストレスがかかっているのかを動作や姿勢からあぶり出していくことが必要になります。

【痛みが出る】というのは【結果】です。

結果には【原因】があります

その原因というのは多くの場合、無意識にしている日常生活の悪い癖にあります。

ただ、癖というのはなかなか自分ではわかりませんよね。

この悪い癖を見つけて、そこを治療して解決していくことが唯一の根本的な治療になりますよ。