日亜もなんだかんだで
半年くらいで辞めてしまい
好きな事をしようと思い
丁度、派遣会社からのお話で
介護職員募集があったので
もともと、保育士さんか介護士になりたかった
私にピッタリと思い
介護の道へ。
いやー、好きな仕事とはいえ
キツかったですね…。
最初の施設は、本当に精神的に参りました。
夜勤、週3-4は当たり前。
介護士3人、看護士1人体制。
なので、当然介護が嫌いな人もいる訳で...。
私は元々、介護士になりたくて入ったものの
所詮は派遣社員で期待も薄く。。。
普通は3回夜勤してから1人立ちするんやけど、
Aさん、3回目から1人で大丈夫そうやから
お願いね、と言われたものの。
1人立ち、初日に3人亡くなり...。
正装(エンジェルケア)を教わりながら、
泣いてしまった私に
先輩
Aさん、泣きたい気持ちは私も一緒やけど
泣いたら遺族の方に失礼よ。
介護って大変やし、亡くなれば辛い。
でも、その人の人生の"最後"の時を
少しでも一緒に過ごせると思うんよ。
そのひと時をどう過ごすかで、変わるよ。
と言われ、何て厳しい世界に入ってしまったんだ
と思ったのと同時に、この人に教われて良かった。
と思いました。
しかし、現実は厳しく...。
介護が好きで働いている職員は少なく
時には暴力、暴言、看護士も一緒になり。
そんな事が続き、派遣が口出しも出来ず...
派遣会社の方へ相談した結果、直談判に行く。
と言ってくれましたが、結果は派遣切りでした。
約2年働いた私は、看護婦長、介護主任
色んな方々から、正社員の面接の話を勧めて頂き
ましたが、上が決めた決定事項なので何も出来ず。
退職までの１ヶ月は、気掛かりだった利用者さん
に声を掛けて周り、1人だけ気難しかったNさん。
退職前の日、
"おい、今日で終わりだろ。ありがとうな。"
Nさん、、、いつもありがとうね、元気で長生きしてね。
涙いっぱいの顔で、スタッフさんに一緒に写真を
撮って貰いらました。
次に行った先は、特別養護老人ホームでした。
ここは、利用者さんには最適なホームでした！
しかし、お昼休憩の時給はしっかり引かれて
お昼休憩無しって
昼食は、利用者さんに運んでから
自分達も同じ物を一緒に食べるんですよ。
特養って、聞くと重症っぽいですよね。
私もでしたし、実際に老健と違い食事ケアの必要な
方が大半でした。
なので、両手に花🌼ならぬ、両手にスプーン🥄
合間に自分の口でした、ね。
しかしね、ここの施設の方々
本当によく顔を出して下さるんです
105歳のばぁちゃんは、ごはんの度に
"おーい、アラとってくれー！！"
と、取るまで言う。
介護って、、、
利用者さんにとっていいところは、
職員は過酷なんです。
でもね、みんなイキイキしています。
逆に、
介護士がいいな、と思うところは、
利用者さんが、悲鳴をあげています。
どちらの施設にも、認知症のない方も
入所されてます。
介護を好きになれ、
と言っている訳でもなく、介護が偉い、しんどい
と言う、訳でもないんです。
介護士を選定して、
雇う側が、キチンと雇って欲しいですね。
こんな現場を体験した私は、母に限らず、
身内は施設に任せられないです😥
次回、何にするかな？