社会調査法15
今回の講義で全15回の授業が終了します。直感的な感想は「いやー。長かった…」ですが、これから修士論文を書く、調査研究を実施していく者としては、色々な考え方や分析方法の理論「武器」を与えてくれた科目でした。※実際に自分のものとして有用に効率的に分析を行うことが出来るかは定かではありませんが…
先生、半年間ありがとうございました。
今回の講義では、「質的研究の分析から執筆まで」として、これまでのアプローチを復習した。
大切なこととして、『インタビューが終わったらすぐに逐語録の文字起こしをスタートさせる!』『分析には十分過ぎるくらいの時間をかけることが大切』この2つに尽きる。
そして私個人の注意点はとして、「主観もしっかりと入れていく」ことだと思う。大学生のときは科学系の研究で、量的研究だったため、どうしても客観的にデータを用い、主観的な考え方を分析に入れることがなかったので、そのあたりの補正が必要だと思っている。
後半の「質的研究論文の質を担保するためには」についての講義では、「真実性は①明解性、②信用可能性、③移転可能性、④確認可能性を通して判定される」とあった。これは質的研究論文だけに限らず、広告・広報の分野にも言えると感じた。塾や教材の広告広報でもアンケート結果や実績のグラフなどを用いて信頼性を高めたりするが、そもそもの教育の質や信頼という部分では質の担保が必要で、なかなか数字で表せない部分も多く、今回の講義で出たように「メンバーチェック、別の事案の探求、専門家による検討、トライアンギュレーション、監査に至る足跡の開示、濃密な記述、振り返り」が重要という点を活かしていきたいと思う。