リストランテ・まいまい -19ページ目

改名。

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わたしがシェフの名字になって、5年目に入った。


なんで結婚なんてしたのだろう…。と1日1回は悩むけど(笑)


誰にも話したことのないエピソードがあるのだ。


わたしの母はいつも忙しく、あまり甘えたことがない。


高校の時、自宅の最寄り駅に着いたら土砂降りの雨だった。

公衆電話は長蛇の列。

やっとのことわたしの番になり、自宅に電話を掛けた。
何コール鳴らしても出ない。

諦めて切ろうとした時、寝起き?イヤイヤ。機嫌の悪い母が出た。

『雨すごいの!迎えにきてもらえないかな?』

子供なりに気を使い、丁寧にお伺いを立てたつもりだった。

少しの希望を胸に返事を待った。



『ママが留守だと思って走って帰っておいで』





『わかった』

と。周囲はお迎えを待つ人や雨宿りの人、家族らしき人と楽しそうに帰る人。

わたしはそんな中、雨に涙を紛らわし、走って家路に着いた。


いつかわたしがお母さんになったら、絶対に子供を迎えに行くんだ!と今でも強く誓っている。


だからわたしは付き合う人にも、少しの希望を見出すため、必ず雨の日は迎えにきて。と頼む癖がついた。

全敗。

一度も迎えにきてもらったことがない。


でも。

シェフは…。



付き合ってしばらくした時にそのお願いをする時が来た。

駅に着き、希望は1%。

携帯を鳴らす。

『雨がすごいんだ。(実際はそうでもなかったんだけど)迎えにきてくれない?』

電話の向こうで何やらテレビの声。

やっぱダメかなぁ…。と希望がゼロになりかけた瞬間



『いいよ。寒いからどっか入って待ってな。』って。





5分くらいたったかな。向こうから傘を片手に持って、もう片方の手で傘をさしてくる人が見えた。

あの人は。
あの傘を持ってる人は。

隣で待ってる学生でもなく、サラリーマンでもなく。
間違いなくわたしを迎えにきた。

今日は濡れなくていいんだ。
これからは濡れないんだ。

そう思うと涙がポロポロ出ちゃって。

目の前に立っても本人を認識出来ないくらい涙が出て。


『どうしたの?』


って泣いてるわたしに傘さしてくれた。




あの日雨が降らなければ、わたしは今の名字になってなかった。



今は毎日『コノヤロー!』とケンカをし、結婚しなきゃよかったよ(怒)とブーブーいってるけど。

雨が振ると思い出す。

腹立つシェフの優しさを。

極楽じゃ〜

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そろそろ戻らなきゃ。

仕事じゃ~!

マッサージ

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うちの優しいスタッフは、シェフの誕生日にマッサージ機をくれた。

遠まわしに『自分でやって下さい』とのメッセージ?と笑ったけど。

というのもシェフは大のマッサージ好き。

スタッフにしてもらうのは日常。

マッサージに通い、挙げ句の果てには事務所内にわたしの友人のセラピストルームを作ったくらい!

最近は自ら足裏のツボの勉強を始め、それをスタッフに施し、『痛い!』と言われることに快感を覚え始めた(・・;)


今、その大切なマッサージ機をお借りし、パニーニと乗っています。

今日の予約は7時から。

しばし極楽の旅へ~。