今まで生きてきた分だけ辛い思い出があります。

この辛さを吐き出したくて始めました。




我が家は父が仕事で家にいない日が多く、

母は専業主婦で子供4人を育てました。


父の仕事で転勤族をしていたので小学校は3回変わりました。

私は泣き虫で小心者で人前に立つのが苦手な子でした。



誕生〜小学1年生


生まれた時は3000gを超えており、何の異常もなく普通の子供でした。

ですが感情表現が少し苦手だったようで泣きも笑いもしない子だったそうです。


3歳でやっと喋りだし活発になってきました。


ここで初めての引越し。

本来なら引越し先で幼稚園年少のはずですが、

姉も幼稚園年長だったので入学金2人分は無理ということになり、通えませんでした。


年中になり幼稚園に通いますが周りはみんな友達同士です。

私だけ仲間になかなかなれません。


ここから私の人見知りが悪化します。


かるたを作る時も納得がいかないので悔しくて泣き、折り紙を上手に折れず泣き、理由もなく泣き、

先生は一日中抱っこしていたと言います。


泣かない日は1日もありませんでした。


遊び時間になりますが、

みんなより成長も遅く身体が小さく、

外に出ても遊具に届かないので外は嫌いでした。

仕方なく中で折り紙で遊びます。

遊び相手は1つ下の家が近い子です。


折り紙で遊んでも作るのはたった一つ。

毎日同じものを折って持って帰っていました。

それ以外は一切折りませんでした。

教えてくれる人もいなかったので折れませんでした。


そのすぐあとに妹が生まれました。

ずっと末っ子だったで妹が生まれて本当に嬉しかったです。


小学生になると義務教育が始まります。

勉強は苦手ではなかったもののひとつの事に集中すると抜け出せないので、

国語をひたすらやり算数は手をつけず、

算数をひたすらやり国語は手をつけず、

母と先生がそれについて悩んでるのを覚えています。


小学校にあがっても少し失敗しただけで泣きます。

でもここは小学校です。誰も慰めてくれません。

むしろ責め立てるように怒ります。

先生も教育の為にしなければなりません。

でも私にはなんの言葉も聞こえません。届きません。同じ失敗も何度も何度も繰り返します。


私は出来ない子。

悔しくてまた泣きます。


成長もゆっくりでおまけに記憶力もありません。

今でも小学5年生までの記憶はぽつぽつとしかありません。

夢か現実かの区別もつきません。