虎屋文庫の『和菓子アート展』へ行ってきました。
最終日の閉館30分前に到着。それでも沢山の人でにぎわってました。

とても目に鮮やかな和菓子の数々。
温もりとおどろきの木のおもちゃの和菓子。
巧と繊細さの紙で出来た和菓子(和菓紙)。
技と愛らしさいっぱいの豆つぶほどのミニチュア和菓子。
描写が美しい、遊び心の和菓子の秋の七草。
珠のような神聖さと宇宙の拡がる和菓子。
言葉と精神世界を表した和菓子。
5名の芸術家さんたちと虎屋さんの共演でした。

小さな小さな展示室の虎屋文庫さん。
いいところは実際の和菓子も展示してあるところ。
そして展示が何より美しく、楽しめる工夫がたくさん組み込まれているところ。
ピタゴラスイッチに負けない位、ひとつの世界に惹き込んでくれます。
「魅せる」と云うことを追求して行くかなり上の段階を見せてくれます。
来年から実家に帰っても、虎屋さんの展示を観に東京まで出て来たくなる位
価値のある、期待に応える展示をしていて、
いつもながら、頭上がりません。ブラボー。