チョコレートの滝と甘い生活 | 卯月の魚 -- 24 hours open*
- 久しぶりに、お金をかけたなぁと云う映画で、手放しに楽しみました。
『チャーリーとチョコレート工場』
ジョニー・ディップ演じる世界的チョコレート会社の社長、ウィリー・ウォンカと
その工場の見学に招待された幸運な子どもたち5人とその保護者の物語。
現代を風刺しながらも、ウィリー・ウォンカの孤独を描いた作品、のように感じました。
製作過程も技術も従業員も、全てが謎に包まれたチョコレート工場に子どもたちを招いたのは後継者を選び出すためだと言っていたけれど、
私は観ていてずっと、彼はきっと純粋に友達が欲しかったのではないかなと思っていました。
そのやり方は傲慢で、排他的だけれども。
チャーリーと出逢い、
他人を受け入れることの出来なかった彼が、家族を「知り」、愛を「知る」過程は、
やさしさにあふれていました。
-
- 全くの余談で。
ジョニー・ディップにきゃぁきゃぁ言うのを今まで横目で見ていましたが、
この映画を観て初めて彼がつぼにはまりました。
やられたっ。
- チャーリーとチョコレート工場

