ただ そこに在れ自ら光を放ち 輝くもの光を受けて 輝くもの自ら光る事無く 光も届かず しかし 確かにそこに在る 輝かぬものそのどれもが 等しく この世界を 構成している自ら光る 術を知らずとも光に手が届かずとも腐る事なかれそこに在るだけで この世界を構成する 大切なひとつなのだから世界は動き 拡がり続けている光の種火が 宿るかも 知れない光が 身に注ぐかも 知れないただ ひたすらに そこに在り続ける事で光もつ事 叶わず輝く事 叶わずとも在る事を 止(や)めるなかれ世界のひとつぶの 幸を謳歌せよ