ホームにてぽろぽろぽろ と気の付かぬ内に 零れ落ちる青々と輝く 焔の火種鏡の中の お前はだあれふくふくふく と気の付かぬ内に 積り纏う朱々と興る 焔の火種鏡の中の お前はだあれ無慈悲な 時の片道の切符を元手に来た途と 往く途の狭間で立ち止まり 涙する掌に残る 青と身に纏う 朱で確-しか-と 見据える鏡の中の 二つの光を鏡の中の お前は私