日本に移住して来て7週間が経ちました。
一昨日母が、妹夫婦宅に引っ越しました。
今月末、父が我が家に引っ越してきます。
来月には、両親宅という私の実家がなくなります。
今の両親宅は私が育った家ではありませんが、とても思い入れのある実家です。
離婚して世界中を旅して回っていた頃、危険が伴う冒険の前には必ずこの家で両親と過ごす時間を作りました。絶対に生きて帰って来るという根拠のない自信はあったけど、留守中の母の心境を思うとそうせずにはいられませんでした。
エベレストのファーストベースキャンプに挑戦した時は、悪天候に見舞われ帰国が何日も遅れました(ヒマラヤ山脈ではフライトが山肌に離着陸するため、少しの悪天候ですぐにフライトが全キャンセルになります)。そんなことがある度に、妹たちは「もうやめて」と言いましたが、母は決して私を咎めませんでした。「行ってきます」「行ってらっしゃい」をちゃんとしたから。実家の玄関に立つ母の「行ってらっしゃい」は、彼女が自ら産んだ私の命を冒険に送り出す許可証でした。
今朝、私は妹夫婦宅に移った母に初めて会いに行きました。
去年脳梗塞で倒れて以来9ヶ月間、父の老老介護の元で暮らしてきた母は、妹夫婦宅に移り、妹という専属介護士(妹は介護士歴10年以上です)のケアを受けて、身体的にはすこぶる快適に見えました。
それでも、母に笑顔はありませんでした。
母は父を恋しがっていました。
母「お父さん呼んで」
私はすぐに、父とビデオチャットを繋いで母に恋しい夫の顔を見せました。
私たち4人兄妹が小学生だった頃、父と母は離婚の危機に面していました。
私たち4人は、ひっそりと誰がどちら(父か母か)に付くかを決めて準備をしていました。
あの時の母と今の母を知る私は、どんなことがあっても、日本移住でどれだけ私たち夫婦の関係がギクシャクしようと、夫と離れずにいよう、お互いの味方であり続けようと心から思います。
このブログの読者でいてくださる皆さま🥰、いつも読んでいただきありがとうございます。
「いいね💌」のお顔ぶれに癒されます。
今日たまたま出会ってくださった方も、心から歓迎します🩷
また必ず戻ってきますので、ここでお会いしましょう。
ではまた、次回。
23rdmonth
セアとハッピーはどこにいても大の仲良しで元気ですよ🩷
