今日は塾日でした。
全て順調のように思われ
ていたわたしだが、帰り
に小学生専用自転車を
成長期がすでに止まって
いるわたしが周囲の憧れビームを避けながら
すいすいと風と共に家へ
と向かっていた。
わたしの口笛は烏たちを
困惑させ、わたしの息は
二酸化炭素を酸素に変え、
わたしはそんな万物の女
神であるかのように妄想
していた…
自転車はある下り坂のと
ころにやってきた。
いつものわたしならブレーキをかけずに
一気に下りていたが、
どうやら、今日はそう
出来そうにもなかったようだった。
わたしの前にある見覚えもないおじぃがいた。
わたしの進むべき道をふさぎ、S字を書くように歩いていた…
哀れみを感じたわたしはそれ以上スピードを出さなかった。
ブレーキをかけながらおじぃの動きを慎重に観察していた。
おじぃは時に車の走るレースに行きそうで、
本当にに家まで着けるのでしょうか
ちょっと心配だったわたしは声をかけて見ようとも思いましたが、大量なアルコールを摂取したおじぃはわたしを殴る恐れもあったため
わたしは声をあげなかった
そして、アルコールの悪臭を発散しているこのおじぃをほっといていた。
きっと大丈夫だよね




