続き





砂利道の入り口に車を止めて急いで降り、そばに駆け寄ると、自転車から転倒し、生け垣に挟まって動けなくなっているおじいちゃんでした。



「大丈夫?どこかぶつけた?痛くない?いつから転んでるの?」
私はとっさにそう声をかけました。

おじいちゃんは
「大丈夫、大丈夫!」
とは言うものの起き上がれずにいました。


旦那とふたりがかりで起こし、立たせてはみたもののひとりでは立っていられませんでした。

それでもおじいちゃんは大丈夫と言って自転車をひいて帰ろうとします。

もちろんほっとけないので旦那が付き添い、私は車に戻りました。



家はすぐ近くで家族もいたそうです。

旦那の判断ですぐ救急車を呼び搬送されました。

高齢だった事、持病があり内服治療してること、なによりフラフラしてる事。

9時には家を出て自転車に乗って畑に行ったそうな。私達が発見したのは11時頃。



点滴でもして帰ったかなと思いきや
3次救急で救命病棟に入院になったそうな。

熱中症だって。

死ななくて良かったね。




人の命を救った話でした。