そして私は登山をした。
久しぶりの山だった。
見える景色、聞こえる色んな声、音は
登る最中のキツイ時にも
私を心地よくさせてくれた。
山頂に着くと、そこには藤やツツジの花。
家族連れやカップル、団体でのピクニック、黙々とカメラを覗き込むひと。
木陰で寝ているひと、ソリに乗った子を、坂の下までひいてあげるおじいちゃん、群れた鯉に餌をあげている人の群れ。
景色よりも、人に目がいってしまう。
楽しそうな人達を見るのは、楽しい。
高い山ではないけれど
山頂に着いた時にはやっぱり
達成感を得られたよ
季節を感じられる時、
それは私にとってどこか現実逃避に似た時間になる。
だから山を降りてすぐ、すれ違う車とともに現実が襲ってきた。
夏がくる。
やっぱり結局大嫌いな夏がくる。
大嫌いな夏がくる前に、
もう少し今を楽しめますように。