2020年の秋からお世話に通っている野良ちゃんたちがいます。

 

野良というより、お家を失った元家猫、、元半野良猫でしょうか。

 

多頭飼育のごみ屋敷に独りで住んでいた女性が突然夜逃げをし、20数匹の猫たちが住む家を失いました。


外と家を行き来していた半野良もいれば、ずっと家にとじこもって糞尿まみれの家で主と暮らしていた猫もいて、わたしたちは、警察や区役所、大家さんや不動産に協力を求め、家に閉じ込められていた猫たちを外に出してもらいました。


(施錠された室内に置き去りにされた猫たち。救出するまで飲まず食わずで耐え忍びました)


 

22匹の不妊去勢手術を行いました。

 

個人の活動なので、すべてを保護することは難しく、衰弱していた数頭を除いてそのまま元いた場所にリリースして、お世話をすることにしました。



 

 家と外を行き来していた猫もいたようですが、野良猫といえるほど外での生活に順応しているわけではなく、かといって、元の飼い主からは愛情を受けていた形跡はなく、そのため、みな生気の抜けた無表情な面持ちでした。

(糞尿で足元が汚れた悲惨な状態)

 

地元の方や自治会にも協力を求めましたが、やはりなかなか難しく、いろいろな苦労がありました。

  

                  あしあと    あしあと    あしあと    あしあと


約1年半の間、この多頭飼飼育崩壊で家を失った猫たちを見守ってきました。

 

車の往来が多い場所なので、わかっているだけでも3匹は交通事故で亡くなりました。

瀕死の状態で見つかり、緊急手術の甲斐むなしく亡くなった子もいました。

 

突然姿を消した子も数匹。

ケガをして保護し、そのあと里子に出て幸せに暮らしている子も数匹。

 

今後、新しい家族の元でキレイに生まれ変わった様子を添えてご紹介したいと思います。

 

                       スタースタースタースタースター 


今回は思いもよらない出来事がきっかけで保護することになったスーちゃんの紹介です。

 

ある日、おぞましい姿のスーちゃんを発見。

 

とても臆病な性格なので、なかなか人間に近づかず、気づいた時にはもう手遅れかと思えるような状態になっていました。

 

                 ⚠閲覧注意!!⚠️








おそらくアライグマから攻撃された傷だろうと。



 

アライグマ、たぬき、ハクビシンはもう住宅街のありとあらゆるとこのに出没していて、特にアライグマの親子がこの付近でたびたび目撃されていました。

 

見た目の傷のわりに食欲はあり、普通に動いていたので、捕獲するのは大変でした。

不妊手術で一度捕獲機に入っている猫は、二度目はほとんど入りません。

なので、今回は、買い物籠を上からかぶせるという、少々手荒い方法で行いました。

 

 

スーちゃんんの手術はそれはそれは大変だったようです。

 

なにせ、傷口に大量のう〇虫がわきにわきまくっていたのです叫び叫び叫び叫び!!!!

 

ひえぇ~~~~~~~~あせるあせるあせる

 

獣医の先生曰く、これはよくあることなんだそうです。

 

先生には本当に感謝しかありませんが、う〇虫を落とすために、5回もシャンプーをしたそうです。

それくらい大量にはびこっていたと、、、。

 

壊死していた皮膚部分を切除し、健康な周囲の皮膚をひっぱってきて縫合してもらいました。

 

なんと約30針も縫ったそうです。




(術後のスーちゃん。しばらく痛み止めを服用しました。)

 

手術が終わって戻ってきたスーちゃんのキレイな傷跡をみて、思わず感嘆の声が漏れたほどですおねがい

 

それが昨年の11月。

 

いまはすっかり毛が生えて傷口は隠れましたが、元々の警戒心が強い性格はなかなか治らず、いまだに箱の中に隠れている時間が多いスーちゃん。



 

気長に新しい家族を探してあげたいと思っています。

 

猫の天敵はアライグマなんだとか。

知りませんでした。

 

アライグマも野良猫も、元は人間が作り出したもの。

 

みな、外で生きていくのに必死なんです。