今日は、仕事で少し心に引っかかる出来事がありました。

バッグミュージアム HAYNI ヘイニ

 


レアリーク

 

お客様のひとりが、「アプリの取り方がわからなくて…」と困った様子で私に声をかけてこられました。

そのとき私は、すでに別のお客様の対応中。

「申し訳ありません、サービスカウンターで詳しくご案内できますので…」と、その方をサービスカウンターへご案内しました。





でも、その後の様子を見ていると、どうも十分なサポートがされていないようでした。

お客様は少し肩を落とし、申し訳なさそうに「もういいです」と言ってお帰りになってしまったのです。


その瞬間、心がチクリとしました。

「ああ、もっと親身に対応してあげられたら良かったのに…」

仕事中は時間との戦い。

特にスマホやアプリの操作は、人によって設定や環境が違うので、どうしても時間がかかってしまいます。

一人に時間をかけすぎると、他のお客様をお待たせしてしまうことも現実です。


帰宅してからも、そのお客様の姿が頭から離れませんでした。

忙しい現場では仕方ないことだったのかもしれない。

でも、やっぱり私は「できる限りお客様の立場に立って寄り添う」この気持ちは曲げたくない。

LuLuLun(ルルルン) フェイスマスクブランド

思えば、私が接客の仕事を続けているのは、お客様の「ありがとう」に心からやりがいを感じるから。

そして、その「ありがとう」は、ちょっとした親切や気持ちのこもった一言から生まれることが多いんです。


今回の出来事は、自分にとっても「原点を見直すきっかけ」になりました。

今度、客室乗務員として世界中のお客様に接している娘たちにも、この件について意見を聞いてみようと思います。

同じ“接客”でも、空の上と地上ではきっと違う視点や工夫があるはず。

MURA-ムラ

「効率」と「心を込めること」

そのバランスは簡単ではないけれど、私にとってはどちらも大事。

これからも、自分なりの接客の軸を持ち続けていきたいと思います。