い～ちゃんの怖いもの③

い～ちゃんは海が怖いです。

なぜって！？

サメがいるからです。

小さい時に新潟の海に行きました。

大き目なボートを膨らませて

い～ちゃんを乗せて海へ・・・

私の膝小僧より浅瀬なのに

「ぎゃ～ぎゃ～！」

泣き叫びました。

こんなに浅いのに？どうして？

「サメがいるもん！食べられちゃうもん！」

サメって・・・

「こんなに浅いとこにはサメさんいないよ。」

「いるもん！わ～ん！」

いくら言っても信じないので結局

い～ちゃんは、砂いじりで初めての海水浴は終了しました・・

どこで、そんなこと覚えたのかな・・

そういえば、ちょっと前にテレビで

「ジョーズ」をやっていたわ・・それを覚えていたのね。

い～ちゃんは、とっても思い込みが強い子で

数々のエピソードがあります。

サメは「ジョーズ」を見て、

「海＝サメ＝食べられる」

の法則から海は怖いとインプットされたようです。

ね～ねが小学校に上がったころ

自転車の後ろにい～ちゃんを乗せて

学校に行く途中に林とまでいかない

ちょっと木が密集して生えている場所があるのですが

そこの横を通った時、

ぎゅ～っと私にしがみつくのです。

「どうしたの？」

「オオカミがいるよ！怖いよ！」

こんなとこに、オオカミなんていないよ・・・

だいぶたつまで信じていて

高校生ぐらいの時に

「わたし、ここにオオカミいるって思ってたのに

ここの森、こんなに小さかったっけ？木切ったの？」

切ってないし・・・

ずっとこんなもんだけどね

「い～ちゃんが大きくなったからそう感じるんだよ！」

「そっか～！本当にオオカミいると思ってたよ」

本当に面白い子です。

それでも薄暗い場所とか嫌いで

ね～ねは、水族館大好きなのに

い～ちゃんは好きじゃない・・・いや、嫌いです。

「行きたいと思わない」

ですよね～

小学校低学年の頃、

新潟の海にまたまた行ったとき

スノーケルを付けて海を泳ぐことに！

スイミングにも通っていたので

泳げるはずなのに・・・・

私の背中に乗って首にしがみつく始末

「い～ちゃん！ままの首しめないで！死んじゃうよ！」

「だってサメがいるもん！」

「いないから！スノーケルで覗いてごらん、

小さな魚がいっぱい泳いでるでしょ！？」

「サメいないの？」

「いないから！」

「でも、ママといる・・・」

まあ、ちょっとは良くなったけど・・

その後、彼女が海へ泳ぎに友達と行ったということも

聞いた記憶はありません・・・

やっぱり海怖いのね～

い～ちゃんの怖い物①、②も、どうぞ読んでみてください

い～ちゃんの怖いもの①

い～ちゃんの怖いもの②

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