今週、日本から出張で来ている学校関係のスタッフの方とお話をしました。この国にはよく来られているみたいでいろんなことをご存知でした。


勉強の仕方などを一通り話し終わったあとに、この国について話をしていました。その一部で途上国であるこの国のの貧困について話していました。私は日頃からこの方面のことに関心がすごくあったりするわけではありません。むしろこの国の物価の恩恵にあずかっているのは、間違いないのです。そのお話をしたあとに個人的に考えることがありました。


1つだけ知っていたことは、学校のガードマン(24時間交代の勤務)日給が日本の大学生のバイトの時給かそれ以下のことでした。高い給料でないことは確かなのですが、しかし、この国でどのような生活ができるのか想像もつきません。私たち留学生が行くのは、上流中流階級向けの大きなショッピングモールがほとんどです。あまりローカルな地域に行ってしまうと危険が伴うので、校則で禁じられていました。


この国の中では決して安価ではない給料だと思われる学校の先生でさえ、飛行機に乗ったことないという人がほとんどでした。日本の大学生はバイトで貯めたお金で海外旅行に行ったり、私のように留学をしたりしているのです。

日本で生まれ日本で育った私は留学をするまで観光で数えるほどの国のへ行っただけで、海外のことにすごく関心を持って生きてきたとも言えません。ですから、見たもののほとんどが日本水準以下のこの国が豊かであるとは思えませんでした。

道路は平らではありません。空気は空中が霞むほど埃っぽいです。温かいシャワーが一定の水圧でも出てきません。部屋の中に少しでも密封できていない食べ物があろうものならすぐにアリが集ります。割といい雰囲気のお店の中にも当たり前にハエが飛んでいます。
基本的には日本では考えられないことばかり起きます。

しかし、この国の人はとてもポジティブです。お金はなくても幸せだと言います。たくさんの子どもを産んで、家族大勢で楽しく過ごすのだといいます。(あまりに楽天的でその生んだ子どもたちを養えずストリートチルドレンとならざるえない子どもたちがいることも現実ですが)音楽を愛し、歌うことを愛しています。いつも笑っています。お店の定員さんは常に営業スマイルではありませんが、拙い英語をきちんと聞いてくれます。店員さんと現地人のお客さんの両方が話しかけてきます。歩いていると道ばたの人や乗り物に乗っている人がたくさん挨拶してきます。(どういう心情があっての行動かは分かりかねますが)
私は毎日が本当に幸せなことだけで溢れている人を私は見たことがありません。でも、ここには目の前の毎日を幸せなことで溢れさせようとしている人がたくさんいました。


この国で過ごす時間が長くなれば長くなるほど、この国は貧しいと一言では言えないような気がしました。人々の心の豊かさに触れたのです。

何に対しても素直でまっすぐで正直。
100%いいことであるとは言えない気がします。この国が問題を抱えているのは事実です。


でも私がここに住む人たちの人間性に心惹かれているのは間違いないと信じています。



最後まで読んで下り、ありがとうございました。