那珂川walker -8ページ目

那珂川町の商業遍歴を語る

昭和の中頃までは純農村地帯だった那珂川町。区画整理が始まり市街地が形成され始めたころはまだスーパーマーケットはなく、バスに乗って福岡市老司の壽屋(現在は閉店)まで買い物に行っていたという記述を見つけた。

那珂川町に恐らく最初にできたスーパーマーケットは現在はマルショクの場所。ユニード系列のディスカウントストアFバーンズである。その後サニー那珂川店、マイチェリー、ヤマエ等のスーパーマーケットが出来る。

Fバーンズはユニードに変わり、その後ダイエーになる。ヤマエはサニーと合併しサニーヤマエとなりその後閉店。新鮮市場や鮮度市場となり建物解体。現在はドラッグストアモリになっている。マイチェリーはマルキョウと名前を変えた。

平成初期に壽屋系列のスーパーマーケットくらし館が五郎丸地区に進出、壽屋破綻後
マミーズとなり現在はイオン系列のワイドマートとなっている。
くらし館は一時期非常に短期間であったが片縄にも店舗があったが半年ほどで閉店。現在はダイソーとなっている。

2000年頃博多南駅前に食品のみ取り扱う西友と清水製作所跡地に出来たハローデイが進出。

西友はサニーを吸収し福岡県の食品のみ取り扱う西友はサニーと名前を変えた。

現在は
サニー那珂川、那珂川中原
マルキョウ那珂川
マルショク那珂川
ワイドマート那珂川
ハローデイ那珂川
の六店舗。

食品を取り扱うドラッグストアもあり、狭い市街地内に中規模店が密集し、凌ぎを削っている状態だ。

各店個性を出して魅力あるスーパーマーケットの形を作り出している。

ロードサイド型書店は時代の流れに乗れなかったのか?

那珂川町は人口約五万の都市だが、いま現在書店がひとつも存在しない。

数年前まではブックランド、明林堂、金文堂の三店舗がロードサイド型書店を町内に構えていた。

レンタルビデオ取扱いがなかった明林堂が一番最初に閉店し、その後他の二店も閉店した。

都心にいけば数十万冊を取り扱う大型書店が台頭し、ネットでも簡単に本が手にはいる時代。わざわざ町内の小規模な書店で買う必要性は薄れているのかもしれない。

レンタルビデオに関してもそれを専門に扱うゲオが町内だけで2店舗。また福岡市に入ってすぐTSUTAYAもある。

中途半端な品揃えでは太刀打ちできない時代の流れとなっている。

とはいえ春日市にはロードサイド型書店はまだまだ健在だ。

また、ショッピングセンター内には必ず書店が併設されているため、郊外での書店需要が消えたわけではない。

ネットに駆逐されたのか、はたまた都心の大型店に駆逐されたのか。
中小規模な書店が消えつつあるのは少し寂しいものである。

第42回祭りなかがわ

祭りなかがわ那珂川町ホームページ

今年も祭りなかがわが開催されます。

4000発の花火にお化け屋敷や氷点下の世界、ふわふわなど今年も楽しいお祭りになりそうです。

去年雨天中止になっただけに今年は晴れることを祈りましょう。

日時  8月23日

場所 梶原運動公園

花火はミリカローデン裏の田んぼと梶原運動公園の二箇所から上がります。