おはこんばんにちは、223kantominです。



今回は小湊鐵道の閉塞方式について

現役の車掌が

解説していきたいと思います!

  そもそも閉塞方式って?

列車の安全運行に欠かせない、鉄道や軌道における衝突事故を防ぐための信号保安システムのことです。


閉塞方式は大きく分けると自動閉塞と非自動閉塞と代用閉塞に分けることができます。

そのうち自動閉塞は信号機により閉塞の安全確保を行う方式です。
これは大まかに全区間の線路に軌道回路を設けている方式(自動閉塞式)と駅間の線路には軌道回路を設けていない方式(特殊自動閉塞式)に分けられます。

非自動閉塞は人力で閉塞の安全確保を行う方式です。
非自動閉塞にはいくつか種類があります。
主な例を挙げると、
タブレット閉塞式・票券閉塞式・スタフ閉塞式があります。

代用閉塞は何らかの理由により通常の閉塞方式が使用できない場合に代わりとして使用する方式です。

  小湊鐵道の閉塞方式

小湊鐵道の閉塞方式は
五井~上総牛久が特殊自動閉塞式、
上総牛久~里見が票券閉塞式、
里見~上総中野がスタフ閉塞式です。

  特殊自動閉塞式

上記の通り五井~上総牛久で採用されています。
駅間の線路には軌道回路がありません。
状況に応じて中継信号機遠方信号機が設置されます。
見通しが悪くて場内信号機が見えづらい場所に遠方信号機が設置されており、
上総村上(下り)、海士有木(上り)、
上総山田(上り)、光風台(下り)、馬立(上り)、
上総牛久(上り)と区間外ではありますが
里見(上り)に設置されています。

なお信号機が故障した際は代用閉塞方式として指導通信式が施行されます。

(上写真下写真とも五井にて)

小湊鐵道では後部標識灯(尾灯)は両側点灯、反転フラップ式の反射板は片側のみ上げております。

  票券閉塞式

上総牛久~里見で採用されています。
票券閉塞式は続行列車が運転可能な点が特徴です。
先行列車に通券を、続行列車に通票を渡して運転します。
輸送障害が発生すると、状況によっては通票を陸送する必要が生じます。

  スタフ閉塞式

里見~上総中野で採用されています。
1本の列車のみ運転できます。

(上写真下写真とも養老渓谷にて)

票券閉塞式とスタフ閉塞式(非自動閉塞)の区間
小湊鐵道では後部標識灯(尾灯)は片側点灯となります。
反転フラップ式の反射板の取扱は変わりません。


長くなりましたがここまでとなります。
ありがとうございました!