日本臨床整形外科学会に行ってきました。
学会というところは、最先端の知識を得る事ができ、
とても有意義な場所であります。
さて、今回得た知識を一部ご紹介致します。
・骨粗鬆症の薬の一部が変形性関節症に効果がある
・痛み止めの中に軟骨を保護する作用のあるものがある
・高度MRIで軟骨の損傷程度が分かるようになってきた
・糖尿病の人は骨粗鬆症に圧倒的になりやすい
・高齢者の筋力低下を防ぐには運動と
栄養(良質なタンパク質)が必要
・高齢者は骨粗鬆症・ロコモティブシンドローム・
サルコペニア(筋力低下)との戦い
・骨粗鬆症薬のビタミンD3製剤は転倒を予防する
→筋肉に作用し増強させる
等々です。上記のすべてが確証を得られた話ではありません(データを集めている段階のものもあり)ので、慎重に見極めながら、順次臨床にお役立てできるようにして行きたいと思います。