すごく学べた~ーー
野生動物の生態からまなべる
子供が巣立ちの時期を迎えると、親が突然子供を攻撃して叩き出す、突然親が姿を消す、後は子供が生き延びていけるかどうかなど、子供の問題であって、親の知ったことじゃないとばかり。
あるいは、逆に子供が親を蹴り飛ばすようにして、巣立っていくパターンも見られる。
こちらが普通なのである。
何故なら、親に養われる巣の中は居心地がいい。
餌も与えてもらえる、守ってももらえる。誰が好きこのんでそこから出て行こうと思うだろう?
だから、巣立ちは無理矢理に蹴り出さなくてはいけない、飛び出さなくてはいけないのだ。
親はそうやって子供を蹴り出す。
子供は何故親を蹴り飛ばして出て行くのか?
それは、快適な生存の欲求を上回って、繁殖の欲求が高まるからだ。
親の傍にいる限り、子供は自分が伴侶を見付けて、厳しい繁殖闘争を乗り越え、子を成し、守り育てる気にはなれない。
相手も見つからない。
だから、思春期、つまり性的に成熟する時期に、子供は相手を探すために親を捨てて出ていくのだ。
要するに、親離れ、子離れにつまづいた時に目指すべ きは、元に戻る事ではなく、いかに速やかに子供を社会に放り出すかなのである。
後は自力で生きていけ。
この一言を子に告げることは、親にとって非常に辛い事だが、子育てにおいては大事な最後の総仕上げなのである。