1.  THE 10th ODYSSEY

2.  エジプトの風

3.  “Feel it”

4.   星のコラージュ

5.   WAKE UP

6.   セプテンバー

7.   2222年ピクニック

8.   ここはどこ

9.   ぼくがつくった愛のうた

10.  青春の影

11.   it WAS love

12.   虹とスニーカーの頃

<生ギターコーナー>

13.  カエルの唄

14.  僕の好きな物

15.  銀の指環

16.  逆回転

17.  ALL MY LOVING

18.  ノルウェーの森

 

19.  逃避行

20.  二人だけの夜

21.  愛の迷路

22.  愛は戻れない

23.  夏の夜の海

24.  この小さな掌

25.  星をちりばめて

26.  生まれる星

27.  Shooting Star

28.  光の輪

29.  OUR SONG

<アンコール>

30.  The Halo

31.  心の旅

32.  夢中さ君に

33.  魔法の黄色い靴

 

※「もっともっと高い塔(= PAGODA )にしたかったんですが…」と財津さんが、MCで語っていたのを思い出す。

※「生まれる星」の後奏・終奏、繰り返される旋律・メロディの美しさ。

※「Shooting Srar」のドラムと同時に打ち上げられた花火。

※久々に封印を解いた「心の旅」

※ちゃめっ気・余裕・楽しさ・サービス精神いっぱいの生ギターコーナー

 

このライブの完成度は、孤高・至高だと思う。この当時はヒット曲に恵まれていたわけでも、ヒット曲を出したいとも思っておらず、ただただ自分たちの音楽に誇りと自信を持ち、披露してくれただけだったと思う。期待とか要望とかの混じりけが全く必要ない空間と時間。

 

芦ノ湖で行われた一大野外イヴェントではあったが、別段話題にのぼったわけでもない。

 

でも、そんなことはお構いなしだ。ただただ自分たちの姿勢を貫くステージづくりに没頭し、

それに触れるものには、何かしらの気持ちを抱かせ記憶に残してくれた。

 

この模様は、当時は、LP二枚組、VHS、後にDVD化2パターン、で記録されている。

 

当時、ぼくは、音楽好きの友達に無理やり貸した。最初はみんな「え、あんまし知らないからなあ」と乗り気でない友達。 でも、ある友達は、なかなか返してくれなくなった。 別の友達は、3回も僕から借りることになった。 一度聴いてまた聴きたくなり2回目。この時に録音すればいいものを2回聴いただけでは満足できず、3回目でようやく録音しようと思ったとのことだ。

 

どうだ! これが TULIP なんだよ!!  鼻高々、まさにPAGODA級.

 

これは昔話じゃない。だって今もまた活動「出来る」んだから。

 

どうだ! これがTULIPなんだ!!!

 

…にもかかわらず、8.11 PAGODA ~人間以上の日~ は一度もCD化されていない。

 

あの、カセットテープのみだった“伝説の鈴蘭2”でさえ一度CD化されているのに…。

 

…この日の演奏は、ご本人たちも決して恥じ入るようなものではないと思うのですが。。。

…VHSで見てますよ。DVDでも見てますよ。レコードも聴けますよ…。。でも、でも、でも

 

もうそろそろ封印を解いて戴いて、たまに感動の再現・懐かしむこともお許ししてもらえないかなあ… 全曲収録の完全版で。 それこそ今のリマスター技術を駆使して聴けたなら、号泣ものです。 ※月間KAZUO SEASON 6 の年間定期購読予約特典とかでどうですかね?

 

お願いしまっす! お願いします。どうか心よりお願い致します。