『銀のスプーン』

“食”をテーマとした漫画紹介

第三弾❕

『銀のスプーン』1～16巻(以下続刊)

小沢真理

この漫画は母の入院をきっかけに

はじめて料理に挑戦する長男の律(りつ)をはじめ、二男・調(しらべ)そして長女・奏(かなで)の毎度、それぞれの視点に立って物語が展開されます

長男・律(高校3年生)

兄妹思いの優しい兄

入院中の母に代わって料理を始めたことをきっかけに料理の楽しさに目覚めていく

二男・調(中学1年生)

部活のバスケットを一生懸命頑張る

食べ物の好き嫌いが多く、背が伸びないのがコンプレックス

長女・奏(小学6年生)

おしゃれに敏感な今どきの女の子で将来の夢はアイドルになること

この物語の見どころは１話ごとに登場する料理がレシピつきで描かれていること

さらに作る→食べるを通じて家族や友人、恋人の温かさに気付き、それぞれが成長していくストーリーが魅力的です⭐

兄妹皆で力を合わせて餃子を作ったり…

餃子を包むという作業一つにも兄妹たちの個性が出ていて面白いです😊

野菜嫌いな弟のために工夫を凝らし、野菜とチーズのケーキを作ったり…

クセのあるピーマンは

・わたを抜き、縦に切る

↓

・砂糖か蜂蜜に入れた水でひと煮たち

ことで苦味を消すことが出来るそうです☺

レシピは特別難しいものではなく、全て初歩的なものなので誰でも試してみることができるのも嬉しいです😋

因みにこの漫画は昼ドラマでも放送されていました😆

本書は

“皆で作って食べる🍴とより美味しい”というのが伝わってくる漫画です

読めばきっと心と体が満たされること間違えなし⁉

ぜひ！読んでみて下さいね✨

『百姓貴族』

今回紹介するのは

『百姓貴族』①～④(以下続刊)

荒川弘

この作者の荒川さんは人気漫画『鋼の錬金術師』で有名な方です

さて内容ですが、

本書は北海道の酪農家出身である荒川さん自身が体験したことを面白おかしく綴ったエッセイ漫画となっています

例えばこのシーン❗

じゃがいもの収穫をしていると………

なんてことがあったり……(犯人は本書で❗)

因みにポテトチップスはこのあと美味しく頂いたそうです笑

あるときはトラクターを運転していて…………

などなど、北海道の自然でしか体験できないような出来事がユーモアを交えながら描かれています(^^)

もちろん、美味いものの宝庫である北海道ですから

・一度味を知たったら最後もう市販は飲めない⁉絞りたて牛乳🐮

・形が悪くて廃棄品でも甘さはバツグンかぼちゃ🎃

・エゾ鹿猟の解禁で鹿まるごと焼き肉パーティー🍗

などなど普段あまり食べる機会がない珍しくかつ、美味しい食べ物に巡り会えます✨

因みになんと、荒川さん北海道にいた頃は食べる物に関しては物々交換で全て事足りていたそう……

さすが北海道‼‼

羨ましい限りですね

この漫画の見どころはお父さんでもあります

こんなお茶目なお父さんですが、

かなり派手に活躍中

その行動たるやハリウッド映画さながら⁉

ぜひ、本書でチェックを❗

さらにこの漫画では農家の人たちの大変さも同時に知ることができ、とても勉強になります✏

ということで『百姓貴族』読んでみてください

『美食探偵 明智五郎』

食べることはさることながら

大の漫画好きな私から

このブログでは食🍙をテーマにした漫画についていくつかご紹介したいと思います😋

今回紹介するのは……

『美食探偵明智五郎』

①～③(以下続刊)

東村アキコ

作者である東村アキコさん

実は最近話題になった『東京タラレバ娘』の作者でもあります！

さて内容ですが、

老舗デパートの御曹司明智五郎(探偵)とその助手?小林苺(仕出し弁当屋)が身の回りで起こる事件を解決していくという一見ありがちなストーリーなんですが…………

他の探偵モノと違うのは

事件の全てに食🍴というキーワードがあるところでしょうか

今、ハラスメントって本当に色々ありますよね💦

漫画に出てくる料理はフレンチから青森産のリンゴ、さらに弁当のおかずの磯辺揚げなどさまざまで

犯人の動機や事件の内容は非常に手が込んだものになっています

また、主人公の明智五郎と苺の会話もテンポがよくて個人的に見どころです(^^)

読みながらお腹が空くこと必至な『美食探偵明智五郎』ぜひ読んでみて下さい！✨