〇 旅の続き
さて、ラーナクプルから再びウダイプルに戻りました。まずは写真の道路を横断することから始まります。
ウダイプルではいつもそうでしたね(^▽^;)
腹ごしらえ。ベジのプラオ&ラッシー☆
プラオは炊き込みご飯みたいなもので、ビリヤニほどマサラ味は強くないし、辛くもありません。
なので、マサラ味に疲れたときや、腹を壊したときなどにはおススメですね。
そして、ウダイプルの有名なヒンドゥー教寺院、ジャグディーシュ寺院に訪問(2回目の訪問でしたが、1回目は記事を省略)。
本殿。
彫刻びっしり。
そしてリスの写真をゲット
リスは至る所にいてますが、素早くてなかなか写真を撮れませんでした^^;
本殿の中は、多くの女性参拝客でいっぱいでしたね(写真は拝借)。
本殿入口前でおっちゃん(一番左)&インド人家族と談笑。日本の話になると「新幹線はすごい。インドの鉄道はダメ。」とか言ってましたね![]()
「ウダイプルに必ずまた来てくれ。私は夕方、いつもここに座っているから」とは、おっちゃんの弁。
そしてバスターミナルに向かいます。いよいよウダイプルともお別れ☆
写真のリクシャー運転手はよぼよぼの爺さんで、運転ものろのろ&ヨロヨロ
大丈夫かなあと
でも、ちゃんとバスターミナル前まで送り届けてくれたので、お礼に10ルピー追加して料金を払おうとしました。爺さんありがとう、頑張ってや!ってね。
・・・・・すると、「あと10ルピーつけてくれ」と、か細い声で要求w 「あのな~
」
よぼよぼでも、やっぱりインド人でしたね^^;
夜のバスターミナル。夜行バスでアジメールに向かいます☆
でも、ここじゃなかったんですね^^; 自分が持っていた切符は(ウダイプルの街中で買った)、プライベートバスだったようで。
なんとかそのプライベートバスの待合所を見つけ、ほっ
と一息。結構焦りましたけど![]()
すると、同じく待合所にいた一人の女性に声をかけられました。
「あなた、どこの国から来たの
」
おおっ、遂にインド人女性から声をかけられたー
今まで無数に声をかけられたけど、みんな男ばっかりだったしなあ。
よし、ここはヒンディー語でできるだけ話してみよう! すると・・・・・
「私、ヒンディー語全く話せないから。イングランド出身なので。」
なぁんだ、インド人じゃなかったのか・・・・・どうりで(^▽^;)
聞けばこの女性、ウダイプルの大学に留学しているそう。
「インドの旅はバスに限るわよ、バスに
私はバスが大好きなの。 電車は遅れることが多くて予定は立てられないしね。
その点、バスはあまり遅れることが無いから便利なの。」 とは、彼女の弁でした。
とてもおちゃめな女性でしたね![]()
寝台バスの内部。寝台は左右列に分かれ、上下2段。扉が付いていて、閉めることができます。
そしてこのバスで、アジメールの街へと向かったのでした。
つづく
〇 タージマハルとラーナクプル寺院(興味のない人は、スルーして下さい)

上、ラーナクプル・アーディナーター寺院☆
下、タージ・マハル(ウィキ写真)☆
インド建築の最高傑作という意見もあるラーナクプル・アーディナーター寺院。しかし、世界的に圧倒的に有名なタージマハルと比較してどうなのでしょうか![]()
この2つの建物は、同じインドの建物で、同じ総白大理石の建物ながら、大いに異なっています。なので、少し比較してみたいと思いました。
まず、タージマハル(拝借写真)ですが、これはやっぱり素晴らしいですねえ![]()
その造形の美しさや完璧と言われる比例、白大理石の輝きなど、やはりインド建築で最も有名なだけはありますね。
それでは、このタージマハルがインド建築の最高傑作なのかというと、異論もあるようです。
というのも、インドには独自に石造建築を発達させてきた歴史がありますが(土着的石造建築と命名しておきます)、タージマハルはその特徴をほとんど備えていないからなのですね。
グーリ・アミール廟(ウズベキスタン・サマルカンド)☆
タージマハルはむしろ、ペルシアやウズベキスタンなどの建築の影響を大きく受けているというか、その延長上に位置する建物のようですね。
逆に、インドの土着的な石造建築の延長上には、タージマハルは決して見えてきません。
また、タージマハルは外見は素晴らしいですが、内部は至って平凡(拝借写真)。
そして内部もやはり、インドの土着的技法はほとんど使われていません。ドーム天井も、真アーチのドーム天井ですからね。
真アーチの図。インドはイスラム勢力の浸透によって、徐々に真アーチの技法を習得していきました。
それに対しラーナクプル寺院は、柱と梁による空間構成、疑似アーチのドームを多用するなど、インドが土着的に発展させてきた技法を用いて建てられています。
しかも、それが白大理石によって、特に内部空間がこの上なく見事に築かれているわけですから、まさにインドの土着的な石造建築の集大成の感がありますね。
疑似アーチの図。石やレンガを徐々に持ち出して天井を造る。これは誰でも考えそうなことでしょう。
土着インドの石造建築は、これを多用し、洗練させてきたわけです。

ラーナクプル寺院の疑似アーチによるドーム天井は、まさに洗練の極み(上写真
※注1 )
・・・・・と、こんなわけで、土着的石造建築の延長にあって、それを最高度に洗練させたラーナクプル寺院こそが、インド建築の最高傑作である
との意見が登場するわけですね。
ただまあ、建物の外見の美しさは、やはりタージマハルの圧勝でしょうけど。
それに、いくらタージマハルが、土着的石造建築の延長上になくても、これがインド建築であることに変わりはありませんし、その価値は、いささかも減じるわけでもありません。
なので、タージマハルは「インド・イスラム建築の最高峰」だとか「到達点」だとか、そういう言われ方はよくされるようですね(※注2)。
いずれにせよ、タージマハルもラーナクプル寺院も素晴らしい建築であり、ともに世界の名建築の1つであることは間違いないでしょう![]()
※注1
この疑似アーチ・ドームは、どうやって造ったのか
それは、一度石材を組み上げてから、その後で下から彫り上げて造ったそうで。
これが真アーチだと、アーチを組めばそれで安定した構造となるなので、そこから彫り上げるとなれば構造の不安定化を招きやすく、難しいようですね。
なので、疑似アーチの利点を最大限に利用していると言えるかもしれません。
疑似アーチは真アーチよりも劣った手法と言われ、実際、疑似アーチでは大スパンの達成は難しいわけですが、インドの土着的石造建築は、逆にその利点を見つけ出し、最大限に利用したわけですね。
そして、世界にインドにしか存在しないような、独特で美しい疑似アーチ・ドーム天井を完成させたのでした。
※注2
インド・イスラム建築 という言葉はよく使われます。ただ、サルケージ ローザー(写真)のように、イスラム系でありながら土着的技法しか用いていない例も、少なからずありますけれども。





















