はじめまして！

産業カウンセラーの　みみ　と申します。

企業の人事総務をしています。
社内相談窓口として、社員の方から相談をうけることもあります。

詳細はプロフィールに載せていますが、
人の支援をライフワークとして活動していきたいと思っています。

ブログでは、カウンセリングに関すること、心理学に関すること、仕事での悩みに関すること、など中心に扱っていこうと思います。

さて、今日のブログテーマですが、、
「部下に退職したいと言われた」
これは、私が今週体験したできごとです。笑

今の会社に入ってから、初めての部下でした。

数年間、色々なことを教えて、1on1面談で話を聞いたり、部下の主体性を大事に接してきました。

理由は、結婚を機会に、旦那と働く時間が合わないため、別の会社で働くことに決めたとのこと。

もう次も決まっていて、最終出勤は約1ヶ月半後。

それを言われた時は、

ショック

頭が真っ白

何で相談してくれなかった？

こんな忙しくて人手不足のときに身勝手

裏切り者

むかつく

とか、

いろんな感情が巻き起こり、言葉を失いました。

でも、今更怒ったり泣いたりしても、仕方ないですからね。

相談しても仕方ないと思わせてしまった、会社や自分の落ち度でもあります。それとて過去のこと。

感情的になってしまっては、話が進みませんが、思っていることを全く伝えないのも、後で辛くなるものです。

「ショック、、もっと早く相談してくれたら、

できること、考えられたかもしれないのに、、」

とだけ伝え、後は相手の意向を組む姿勢で話しました。

話が終わった後も、しばらくは、憤りや後悔を感じていましたが、何処かでスイッチを切り替えないと、自分ばかりが辛くなってしまいます。

そこで、

「この出来事によって、自分にとってもたらされる、ポジティブな事はなにか？」

を考えることにしました。

すると、こんなことが見えてきました。

・彼女の退職により、人を採用する→新たな出会いがある→新たな出会いで私も成長できる機会が生まれる

・今回の退職理由が、今後の部署の業務体制を考えるきっかけになる(うちの部署は女性が多いので、今後同じことが起こることはありえる)

・めちゃめちゃ忙しい時期に人が抜け、残されたメンバーと協力せざるを得ないが、メンバーとの絆が深まる。

・自分のマネジメントを考えなおす、あるいは、新しい人間関係の中で、マネジメントの仕方を変えてみるチャンス

もはや、退職は部下がくれた？ギフトの様な気がしてきて、新たな出会いにワクワクしてきました。

一見ネガティブな出来事も、見方を変えると、自分にとっての意味合いも変わってきます。

今回はそれを身をもって体験できました😊