日本人は基本的に他人には口出しをしない人が多い。
それがいいことなのか、よくないことなのか、私にはまだ判断することができない。
先日、どうするべきか良くわからない光景を目撃してしまった。
警察を呼ぶべきだったのか、しかしこんなことで呼び立てていいのだろうか…
それに今私が警察かなんかを呼んで全く知らない人に関わるほどの覚悟はあるのだ
ろうか。だって、それはつまり私が最悪その人の人生を変えてしまうことになるかもしれ
ないし、その人たちの関係を崩してしまうかもしれない。そうなったときに、それだけの責任を私は感じることができるのだろうか…等々色々考えた。
それで結局私が選択したのは、見て見ぬふり。 ザ・日本人 w
この一連のことを通して思ったのが
他人に口出しをしないということ≠他人に関心がない
ということ。(必ずではないが)私は、家族構成がちょっと多国籍なこともあって、最初は日本人ってどうしてこんなに冷いんだろうって思っていました。でもその冷たさは、芯まで浸透しているわけではなく、内側は結構あったかかった。
人は誰でも多かれ少なかれそれぞれの先入観を持っている。しかし、その先入観は必ずしも正しいわけではない。他人に関わろうとしたり、行動を起こそうとすることは無視することよりも何倍もきれいに聞こえる。だがこれも私の先入観だ。今まで私の脳内では
行動を起こす>無視する
でした。何事でも行動を起こしている人、起こそうとしている人はいつも、すごいなと思い尊敬をしていた。しかし、
行動を起こす=無視する
でもいいんじゃないかって今は思います。他人とかかわることは特に。