リストカット / オーバードラッグ | 山法師のブログ

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日日是好日


悟りとは、失ったとき初めて気づくものの価値を 失う前に気づく事

東日本大震災からの復興支援のお手伝いで訪れた とある小さな町

そこで活動される方と少し縁があり・・・
能登半島地震から10年。講演のため、能登・金沢へと足を運んで来てくださったので、
 
オフ会的なお話を聴かせてもらいました。

震災で家や仕事を失い、生活の基盤が崩壊…

家庭環境が大きく変わってしまい、安定型未来志向が持てなくなった未成年…

夢や進学を断念し、どう生きていけば分からなり・・・自殺未遂…

震災関連死のように公表されない数字…

リストカット / オーバードラッグが繰り返えされている…

福島県に至っては 放射線被爆の疑いの中、誹謗中傷…強いストレス下で幼児期を過ごしたために『発達障害』と診断されている子供の割合が全国平均の3倍…


小耳には挟んでいましたが・・・地元の方から直接、お話を聴くと…
 
やるせない想いで一杯になります・・・


ヒーリング・癒やしを必要としている人に

コーチング・激励をしては いけない…

カウンセリングの基本と前提しておきますが…




武學の場を通じ、僕なりに感じた事を少し伝えたえさせて下さい…


この写真がとられたのは明治?大正?この頃までは

米、一俵が60kgとされた基準が~
『誰もが持てる平均な重さ』からだったと明治期の記録に残っているそうです。



食事をするにも『かまど』に薪をくべ火をおこし煮炊きした時代…

現代人からすれば途方無く大変な日常ですよね…


大正時代の北海道。にしんの漁をしていた村の風景…

子供が小熊と相撲をとって遊んでいました…
リアル『金太郎』の世界・・・
驚かずには いられませんね・・・あせる

今では遣われなくなった『からだ』を表現する漢字…

體・軆・躰・躯・空だ・殻だ
 
身体感覚が私達とは全然違うかも知れませんね・・・
 
骨・豊か
身・豊か
 
おそらく鏡に映らない『内観』を表現した文字。
 
血・水・氣
 
氣は身体に宿るもの・・・
先人のスケール大きさが 垣間見れるようです・・・
 
日清戦争・日露戦争・・・
大国を相手にしても、どうにかなる
負ける氣がしなかったんだろうな
 
病は氣からと云うフレーズも極自然な感覚だったんでしょうね・・・
 
生命は逆境に追い込まると生きようと必死に努力する・・・
 
現代人は 便利さ快適さを追求し過ぎたあまり・・・
 
身体や心はむしろ衰弱しているのかも知れない・・・
米俵なんて持ち上げれたら『力持ち』と表彰してもらえる始末・・・
 
 ある程度、身体を鍛える事は『氣』を養う事に繋がる。
肉体労働なんかも良いと思う。
 
更に・・・
思い悩む。
これは 上丹田に氣が溜り『気帯・気逆』の状態
下丹田(精)に濁りが現れ、中丹田(氣)・上丹田(神)が生じなくなってしまう
 
氣は本来、中丹田⇒下丹田⇒上丹田へと循環している事が望ましい。
 
望ましい状態に戻す方法がいくつかありますが、
最も手っ取り早いのがこれです↓
(大切なのは身体の声を『聴く』という事。)
 

 
 
氣についての話は アメンバー限定の記事にするつもりでしたが・・・
 
 武學で誰かの立ち直る切っ掛けとなれば・・・
 
僕自身 この東北の方の話を聴いていて ・・・『人生最悪の日』の事を思い出しました
 
その時僕を救ってくれた名言・・・
『財産を失った者は人生の三分の一を失う』
『名誉を失った者は人生の半分を失う』
『勇気を失った者は人生の全てを失う』
 
財産も誇りも無くなった、あの時・・・
僕を励まし勇気付けてくれたのは 決して多いとは 思っていなかった友達でした・・・
 
その身に寸鉄を帯びず
 己の心を鋼と化し
  その拳に鉄拳を宿す
 
どんな困難にも打ち克つビックリマーク
きっと空手には そんな力が在ると僕は信じているビックリマーク