21世紀サムライの備忘録

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まさかのフィナーレ、ロスタイムの2ゴールでシティが悲願のリーグ制覇!

13日、プレミアリーグ最終節の首位マンチェスター・シティ対QPRは、3-2でシティが勝利を収めた。2位マンチェスター・ユナイテッドは、サンダーランドを1-0で下したものの、得失点差で上回るシティのリーグ優勝が決定した。

2位マンチェスター・ユナイテッドと同勝ち点ながら、得失点差で8のアドバンテージを持つシティは、QPRから勝ち点3を得れば1968年以来、プレミアリーグ移行後初のリーグ優勝が決定する。ただ最終節の相手は降格の危機に瀕するQPR。勝ち点1で残留がほぼ確定となるQPRはシセを除く9人が自陣に引き、試合はほぼハーフコートで展開された。

試合が動いたのはD・シルバ、アグエロが訪れたチャンスを生かせず、嫌な雰囲気が漂い始めた40分。右サイドから中央に切り込んでいったサバレタが、足を痛めているY・トゥーレのボールを受け右足で強烈なシュートを放つ。GKケニーが弾くが、高く上がったボールはポストに当たって跳ね返りゴールの中に決まった。

ようやくQPRのディフェンスをこじ開けたシティだが、Y・トゥーレを失ってしまう。Y・トゥーレは足を引きずりながらプレーを続けてきたが、デ・ヨングと交代でピッチを退いた。そして後半開始早々、シティのまさかのミスからQPRの同点ゴールが生まれる。左からの何でもないボールをレスコットがクリアミス。シセへの絶好のアシストとなり、シセがハートを破った。

しかしQPRは、キャプテンのバートンが退場処分となり数的不利での戦いを強いられることになる。テベスへのエルボーでレッドカードを提示されたバートンは、アグエロにも蹴りを見舞い、タッチライン際ではバロテッリとも一触即発の状態となりピッチを去っていった。

10人で耐えなければいけなくなったヒューズ監督は、シセに代えてトラオレを投入。残り30分耐え抜く道を選んだが、この交代がQPRの逆転ゴールにつながることになる。コンパニが軽い対応でトラオレに突破を許すと、トラオレがゴール前に完璧なクロスを提供。ファーサイドにフリーで走り込んできたマッキーが、気持ちの入ったダイビングヘッドでエティハド・スタジアムを沈黙させた。

2点が必要になったマンチーニ監督は、バリーに代えてゼコ、テベスを下げてバロテッリを投入し望みを託した。78分にはアグエロの粘り強い折り返しからゼコが合わせたがゴールには至らず。その後も圧倒的に押し込んだシティだが、QPRが1点をリードしたまま試合はロスタイムに突入した。

そして5分間のロスタイムに、エティハド・スタジアムに特大の歓喜が待っていた。右CKからゼコが同点ゴールを叩き込むと、94分にはアグエロのシュートがゴールに突き刺さった。ロスタイムの2ゴールで大逆転勝利を収めたシティは、1968年以来となるリーグ優勝を達成した。

逆転優勝を信じサンダーランドに乗り込んだユナイテッドは、1-0で勝利を収めた。ユナイテッドは、20分にエースのゴールで先取点を奪った。右からのP・ジョーンズの絶妙のクロスに、ファーサイドでフリーになっていたルーニーが頭で押し込んだ。

ユナイテッドはさらに、28分にギグスが左足アウトサイドでの強烈なシュートでGKを脅かすと、30分にはルーニーの直接FKがクロスバーを直撃。追加点のチャンスは逃したものの後半に入り、QPR逆転の報が届くと、リスクを冒さずボールを失わないことを最優先に時間を使っていった。

1-0で逃げ切りに成功し、後はシティ敗戦の報を待つのみだったユナイテッドだが、望んでいた知らせは届かず。同勝ち点ながら得失点差に泣き、リーグ2位でシーズンを終えた。



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運転体験1.6キロ、出発進行 陸別の旧銀河線で新事業スタート

(05/08 05:55、05/08 10:56 更新)

 【陸別】旧ふるさと銀河線の路線の一部を活用し十勝管内陸別町の商工会が運営する観光鉄道「りくべつ鉄道」で7日、日本最長となる区間で列車の運転体験事業が始まった。


この日は、京都市の清水さんが、同鉄道運転士の指導を受けながら挑戦。汽笛を鳴らした後、ゆっくりと列車を始動させ、新緑の沿線を最高時速20キロで快走した。清水さんは「ブレーキ操作が難しかった。また運転したい」…



 「銀河コース」と名付けられた体験事業は、実際に銀河線で使われていたディーゼル車両を運転し、旧陸別駅横に設けられた「カンサイ駅」から北見方面へ1・6キロ区間を2往復する。完全予約制で料金は3万円。

 問い合わせは同町商工会(電)0156・27・3161へ。



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伊那市駅開業100年の記念乗車券 12・13日に限定販売

(2012年5月10日掲載)

 JR東海は12、13日、飯田線伊那市駅開業100周年の記念乗車券を同駅で販売する。今は使われていない「硬券」で、伊那市、伊那北各駅の入場券、伊那市―辰野駅間の乗車券がセットで600円。各日200セット限定だ。


 台紙の表紙に現在と大正時代の伊那市駅の写真を、裏表紙に1912(明治45)年5月14日に開業した同駅の歩みを印刷。見開きの内側に飯田線前身の伊那電気鉄道の路線図を載せ、切符を配した。



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