2023年4月1日更新

何と内容の薄い話だったのでしょう。人生の節目が、アッサリと流れて行きました。まるでプロット、あらすじが画像になった様で、感動が何も有りませんでした。旦那はパリに行ってどうだったのでしょう? 一体何しに行ったのでしょう? 前回のチムは、馬鹿兄とヒロインのウザさで最悪でしたが、今回は、無難でアッサリ、面白味が無く、薄い塩加減の味噌汁みたいなドラマ、全ては脚本がダメでした。

 

 

 

朝ドラ 第107作『舞い上がれ!』

【感想】

ドラマとはいえ、あまりにもヒロインが突拍子ないというか、ワガママ過ぎです。

過去のヒロインも確かに突拍子もないことだらけでしたが、どこか愛嬌がありました。でも、このところの朝ドラは酷すぎです。はっきり言って「ひょっこ」以降はほとんど流してました。本作はまだ途中ですが、シリアスなドラマとして次の点はあり得ない展開だと思います。①会社を潰したくない、で素人が経営を引き継ぐ。②簡単に恋人と別れる。③苦労して勉強したパイロットの夢を少し悩んだけで捨てる。こんな重要な展開があっさりと進んでしまった。ドラマでもエビデンスはしっかり示して欲しい。女性事務員の態度にもムカムカしますが、月曜日の朝から元気が無くなる話でした。朝ドラの良さは、「ヒロインが失敗しても周りの人たちの励ましで立ち直り前を向いて進むコメディ」が王道だったのですが、いつのまにか、周りは意地悪な人ばかりで元気が出ない、得るものが何も無い、「朝でなくてもよい」ドラマになったので残念ですが、今日でリタイアします。

 

【登場人物】

岩倉舞(いわくら まい)演 - 福原遥(幼少期:浅田芭路)
1986年2月19日生まれ。子供の頃は病弱で引っ込み思案な性格で、母は心配のあまり過干渉ぎみであったが、転地療養のため預けられていた五島の母の実家で、祥子の教育により自分で出来ることを増やせるようになり、失敗に対する恐れを克服する。そして、五島のばらもん凧に魅せられたことから空に憧れるようになり、飛行機を作ることを夢見るようになる。
その夢を叶えるために大学で航空工学を専攻することにし、浪速大学に入学。その大学で人力飛行機のサークル「なにわバードマン」に入り、そこで人力飛行機作りに勤しむ。テスト飛行でパイロットの由良冬子が負傷した際、スワン号を飛ばすという部員皆の夢を叶えるため、自らパイロットに志願。厳しいトレーニングと減量に励み、琵琶湖での記録飛行に挑む。記録飛行では、女性パイロットの世界記録には到底及ばなかったが、15分間・3.5kmを飛行。その飛行がきっかけで、空を飛ぶことに魅せられ、旅客機のパイロットを目指すことを決意する。

【あらすじ】リーマンショック編

浩太は心筋梗塞を起こしており、医師がしてくれた緊急のバイパス手術もむなしく帰らぬ人となってしまう。

舞とめぐみは悲しみで憔悴するが、訃報を聞いて五島から駆け付けた祥子や梅津家の人々の支えで無事に葬儀を行う。しかし、落ち着く間もなく、今後会社をどうするか選択を迫られる。信金に従い社長代行になっためぐみは、一度はIWAKURAを畳むことを決意し、従業員達に発表する。会社を無くしたくない舞は、悠人に頭を下げてIWAKURAへの出資をお願いするも、断られる。しかし、信金が視察に来る日の朝に従業員達が一丸となって工場を隅々まで掃除している姿を目の当たりにし、従業員達の情熱を知っためぐみは身売りをやめて会社を続けていくことを決意。正式に社長に就任する。舞は新社長となっためぐみを支えるため、全力で工場の仕事をやっていこうと決断する。めぐみは社長として信金と協議し、人員整理と今後の経営計画の提出を迫られる。その後、めぐみは3人のリストラを決定し、対象の従業員に退職勧奨を行い、舞はめぐみと共に3人の再就職先探しに動く。

そんな中、舞は東大阪にやってきた柏木と久しぶりに再会。柏木に、HAL社からの就職内定を辞退してIWAKURAの仕事をやっていく旨を伝える。柏木は「今パイロットを諦めたらきっと後悔する」と説得するが、舞の決意が固いことを悟ると、彼女の意思を尊重。共にパイロットを目指せて幸せだったと告げ、二人は別れることになった。

【作品情報】

長崎県が舞台になるのは2003年度後期の『てるてる家族』以来19年ぶり2度目になる。2021年8月28日、主演をオーディションで選出することを発表し、11月25日に2545人の応募の中から福原遥に決定したことが発表された。

 

 

あらすじ(2分ダイジェスト)|NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』