チャンミンside
最悪だっ!ユノヒョンに見られた…。いつかは、見せるつもりでいたけど、まさかこんな形でなんて…
ありえない。
一人でいちごの被り物で遊んでる所を、ユノヒョンに見られるなんて。
周りに誰もいないのを確認したはずなのに!
《穴があったら入りたい》とは、まさにこれ。
恥ずかしくて、リビングにいけない。
ヒョンの顔を見たくない!
あ~なんで、帰ってくるの!タイミング悪すぎ!
さっきまで、早く帰ってきて欲しいと思っていたのに…前言撤回!
『チャ~ンミナっ♡』
『!!ヒョン!?』
後ろからヒョンが抱きついてきた。テーブルに伏せていた顔を上げ、振り向くと
チュっと、僕の唇にキスをした。
『振り向き様にバ~ン♪』
なんて言いながら、ニコッと笑うヒョン。
そんなヒョンが可愛くて、キスしてくれたのが嬉しくて。
何よりも、ヒョンが僕の恥ずかしさを紛らわしてくれてる気がして…
嬉しくて…でも、やっぱり恥ずかしいのは消えなくて、僕はヒョンの胸に、顔を埋めるようにして抱きついた。
ヒョンのいい匂いがする…それだけで僕は、幸せを感じる。
ヒョンの匂いは僕が好きな香りだから…。
ずっと、このままでいたい…。
ぐぅ~
え??
今の何?
『あはは!ごめんごめん!俺、お昼食べてないんだよね~』
『………』
せっかく、いい雰囲気だったのに。チッ!
『チャンミナ~なんか作って♡』
僕に抱きついたまんま、耳元で言われたら…作るしかない。
PM3:50
この時間帯からの昼食って…中途半端。僕はさっき食べたけど、ヒョンが食べるのを見てお腹が減ってきてしまった。(そして僕も食べる)
『ごちそう様でした~』
ヒョンが食べた食器を洗ってると、
『チャンミナはエプロン姿似合うね。なんかこうしてると…』
『こうしてると?』
『…やっぱ、なんでもなーい』
子供みたいに、ニコニコしながら話すヒョン。
『なんですか?言ってください』
『気になるー?』
僕に近づき、覗き込むようにして僕を見る。
覗き込まれると…ドキドキしてきて、それを隠すのに必死だった。
『…そうですね。気にならないと言ったら、嘘になります』
『あ、そうだ!今日夕飯作らなくていいよ』
『はぁ…まぁ、さっき食べたばっかでお腹減ってませんしね。(僕は、きっちり夕飯食べますけど)』
『違くて。夕飯は、俺が作るから』
え?ヒョンが作る…?夕飯を?
『ヒョンが作るんですか…?(せっかく、きれいにしたばっかりなのに…)』
『うん!俺が作る!だから、チャンミナは何もしなくていいから♪』
………やっぱり、今日は機嫌がいい。何かが違う。
ニヤニヤしてるし、ルンルン気分のユノヒョン…。
《何か企んでる》
それが、確証から確信に変わるのに時間はあまりかからなかった。
この夕飯後に待ち受ける、ユノヒョンのユノヒョンによる僕の為の(と言うより、ユノヒョンの為の?)天国という名の地獄が待っていようとは…
この時の僕は、まだ知らなかった。
続
♡あとがき♡
またまたチャンミンsideです。次回は、ユノsideで書く予定です。あくまで予定なので、それをきれいサッパリ裏切るかもしれませんwww.
いちごストーリーどうなるか?!次回もお楽しみに☆
